附属中学校の取り組み

  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 16 平和と公正をすべての人に

文化祭や教育研究発表会でのSTEPの発表

 附属中学校では、令和元年10月から総合的な学習の時間に探求学習STEP(Save The Earth Progects)に取り組み続けてきました。
 生徒たちはSDGsの17の目標を達成するために、学級・学年を超えてグループを組み、自分たちの取り組みを地域社会、世界へ発信していくために研究を続けてきました。その成果をまとめた発表を文化祭で行いました。さらに、11月4日の教育研究発表会の全体会においても2つのグループが代表して発表を行いました。

  • 文化祭でのSTEP最終発表会の様子(R5.10.29)

    文化祭でのSTEP最終発表会の様子
    (R5.10.29)

  • 教育研究発表会全体会での発表の様子(R5.11.4)

    教育研究発表会全体会での発表の様子
    (R5.11.4)

環境への取り組み

 令和5年度、1年生では、12月12日海のプログラム(SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」)と森のプログラム(SDGs目標15「陸の豊かさを守ろう」)のグループに分かれ校外学習を実施しました。海のプログラムでは、答志島の漁業と海洋汚染についての知識を深める目的で「海島遊民くらぶ」の方にお世話になりました。答志島では、漁師さんから漂着ごみの現状や漁業についての話を聞き、奈佐の浜での清掃活動を行いました。

海のプログラムに参加した生徒の様子(R5.12.12)海のプログラムに参加した生徒の様子(R5.12.12)

海のプログラムに参加した生徒の様子(R5.12.12)

 森のプログラムでは、大紀町の林業と河川と気候変動についての知識を深める目的で、吉田本家山林部の方や大内山川漁業協同組合にお世話になりました。森や川の現状の話を聞くだけでなく、実際に森に入り整備された森とされていない森を比較したり、アマゴの放流を行ったりしました。

森のプログラムに参加した生徒の様子(R5.12.12)森のプログラムに参加した生徒の様子(R5.12.12)

森のプログラムに参加した生徒の様子(R5.12.12)

 どちらのプログラムにおいても、その地域で暮らしている方の話を聞き、体験的な学習を通じて、グローカルかつ主体的に取り組む姿勢を養うことにつながりました。

平和について考える取り組み

 「今、世界ではどのようなことが起こっているのか」からスタートし、平和について考える授業を行っています。平和学習の実行委員会を立ち上げ、2月28日には、校外学習として立命館大学国際平和ミュージアムを見学し、立命館大学 産業社会学部 教授で副館長も務められている市井 吉興氏から講演をしていただきました。
 3月18日には、三重大学 教育学部 社会科専攻の学生や大学院生20名と「平和について語ろう」と題して「戦争がない=平和?」や「なぜ今も戦争が続いているのか」、「日本は自衛隊(軍事力)を強化すべきなのか?」などのテーマを決めてグループで話し合いました。生徒からは「今まで思っていたことを話したり、他の人の意見を聞いて視点が広がったりして良い経験になった。普段考えることのできないことを考えることができて平和について深く考えられ、生活にも生かせることができると思った。」といった感想がありました。

  • 立命館大学での説明を聞く様子(R6.2.28)

    立命館大学での説明を聞く様子
    (R6.2.28)

  • 三重大学の学生と語る生徒(R6.3.18)

    三重大学の学生と語る生徒
    (R6.3.18)

 5月14日からの修学旅行では、広島平和記念公園でボランティアガイドさんから公園内を案内していただいた後、平和セレモニーを実施し千羽鶴の奉納を行いました。その後、平和記念資料館を見学し、広島工業大学にて平和講話を受けました。

  • ボランティアガイドさんから説明を聞く生徒(R6.5.15)

    ボランティアガイドさんから説明を聞く生徒
    (R6.5.15)

  • 広島工業大学での講演を聞く様子(R6.5.15)

    広島工業大学での講演を聞く様子
    (R6.5.15)

 7月8日~12日には、国際交流として三重大学留学生27名に来校していただき、英語による平和について語る会を実施しました。生徒からは「とても有意義でもう一度やってみたい」と、留学生からは「中学生がこれほど英語で話すことに驚いた。自分も頑張ろうと思った」との声がありました。

三重大学留学生との国際交流(R6.7.9)

三重大学留学生との国際交流
(R6.7.9)

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