4スマートキャンパス
エネルギーマネジメントビジョン
- 7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 11 住み続けられるまちづくりを
- 12 つくる責任つかう責任
- 13 気候変動に具体的な対策を
2050年カーボンニュートラル社会の実現のためには、キャンパス内においてもソフト面とハード面においてさまざまな取り組みを計画し実施することが求められています。
キャンパスで消費されるエネルギーについては、建物の新築や改修時においても最新の高効率な技術を導入し、建物のZEB化を目指すなど、太陽光発電や風力発電といった、地域の資源に合わせた再生可能エネルギーの導入を推進し、エネルギー供給の安定した確保が不可欠です。
再生可能エネルギーの積極的な導入
太陽光発電設備については、2050年カーボンニュートラル実現のため、使用電力を再生可能エネルギーに転換することを目的とし、PPA事業などによるイニシャルコストをかけずに太陽光発電設備の導入を計画しています。
また、本学の上浜キャンパスには、伊勢湾に近い立地を活かし、300kWの風力発電設備を設置しています。
次世代エネルギーの活用
政府の「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では、「水素は発電・産業・運送など幅広く活用されるカーボンニュートラルのキーテクノロジー」とあり、水素産業の成長戦略「工程表」では令和7(2025)年からエネルギー供給構造高度化法等による社会実装促進する目標となっています。スマートキャンパスの更新にあたっては、水素等の次世代エネルギーに関して情報収集を行い、それらを熱源として発電できるガスエンジンについて検討を進めていきます。
エネルギー転換計画
キャンパスにおけるカーボンニュートラル実現のためには、省エネルギー、創エネルギー、建物のZEB化、次世代スマートキャンパスの導入を着実に推進していくことや、これまでの化石エネルギーから非化石エネルギーなどへの転換を行う必要があります。
2030年のCO2排出量の削減目標(2013年度比▲51%)を達成するには、省エネの推進と太陽光発電などの創エネ機器の導入だけではなく、使用エネルギーをCO2排出量が少ないエネルギーへの転換を検討し進めていきます。