5環境・SDGs教育
環境内部監査員の養成(講義)
- 4 質の高い教育をみんなに
環境マネジメントシステムの点検・環境内部監査
本学の環境・SDGsマネジメントシステムが、環境・SDGs方針に整合した環境の計画が策定され、それらが適切に実施し維持されて、意図した環境活動の成果が出ているのかを確認するために、環境内部監査を行います。
本学の環境内部監査は、環境内部監査員の資格を有する教職員ならびに、共通教育科目「環境内部監査員養成セミナー」を修了し、環境内部監査員の資格を有する一般学生が実施します。本学の教育機関である特徴を活かし、学生が本学の環境への取り組みを理解し環境活動をする機会を増やすため、積極的に参加していることが大きな特徴です。
令和5年度の環境内部監査員養成セミナーは、学生対象の共通教育の授業として前期(令和5年8月21日から24日)と、後期(令和6年2月15日から20日)の集中講座(90分×15コマ)が開催され11名の学生に環境内部監査員の資格を付与しました。前期の講義では、教職員20名も加わりグループディスカッションを主に行いました。
講義は、環境・SDGsマネジメントシステムのPDCAサイクルのC(点検)の部分で重要な役割を担っている環境内部監査の理解を深めてもらうために、環境内部監査員の養成を目的に毎年2回実施しています。環境・SDGsマネジメントシステム(ISO14001)の知識の取得、内部監査技術の習得、実際に環境内部監査に携わることを目的として、ロールプレイを行いました。環境内部監査に携わることを目的として、環境・SDGsマネジメントシステムの知識の取得、内部監査技術の習得と、演習では「質問力の向上チームワークの実習」、「環境影響の抽出チェック」、「監査結果報告書の作成実習」、ワークショップを行うことで、実務能力を養いました。
-
ワークショップ①
三重大学キャンパスのごみ箱の分別状況調査 -
ワークショップ②
対面監査の実習(学生と教職員が混合のグループメンバー) -
ワークショップ③
対面監査の実習(学生と教職員が混合のグループメンバー) -
ワークショップ④
質問力の向上チームワークの実習(学生と教職員が混合のグループメンバー)