8マネジメントシステム
最高環境責任者による見直しの記録
- 17 パートナーシップで目標を達成しよう
令和5年度の最高環境責任者(伊藤 正明学長)の見直しは、令和6年3月11日に総括環境責任者および副総括環境責任者(各部門長)からの報告事項をもとに実施しました。
見直しの内容
①EMSの変更の必要性についての処置及び指示
令和6年度のEMSも、環境改善の活動とSDGsの達成に向けた成果を期待する。
②『環境・SDGs方針』の見直し結果
環境・SDGs方針は、このまま継続すること。
③『実施計画一覧』(目的・目標)の見直し結果
令和5年度の実施計画と環境目標は、国際環境教育研究センターの業務にかかわる教職員の取り組みにより、全て実績を達成できている。
令和6年度は、本学で既に進められている多様な環境関連の研究と教育に関して幅広く広報できる体制を構築することと、環境研究に関しては、次世代に求められ萌芽となる環境研究のテーマを育み、新たな環境先進大学として柱となる活動と、その研究を後押しできるようなセンター機能への改組を期待する。
④運用管理一覧の見直し結果
教職員の環境活動は、教職員一人ひとりが直向きに取り組んで来た成果として、環境先進大学と冠するにふさわしい活動実績が出ていると評価する。
令和6年度は、本年の実績を維持する共に、教職員の環境マインドの維持に努めながら、業務改善に取り組み、教育・研究等の本来業務の負担増にならないように、生産性向上に向けた環境・SDGsマネジメントシステムの再構築に期待する。全学統一した薬品管理システム(CRIS)に関しては、安全で適切な運用ができるように最善の注意を払うようにお願いしたい。
⑤その他インプット情報による見直し結果
令和5年度は、前年度に指示をした、科学的地域環境人材(SciLets)育成事業の学内拡充と、キャンパスグリーン活動、廃棄物管理向上の、いずれも成果に結びついている。SciLets育成事業では、グリーン購入「大賞」の受賞からも外部の期待と高い評価を得ている。キャンパスグリーン活動では、環境ISO学生委員会が、2年連続となるグリーンのカーテンコンテスト「優秀賞」を受賞するなど、学生の活動に関しても本学が求める成果の定着が見られることは称揚する。
令和6年度は、教職員と学生の高い環境マインドを維持させながら、SciLets育成事業の共通教育オンデマンド授業の拡充に取り組むこと。環境研究分野については、改組するセンター(地球環境センター)には、新たに環境研究を推進する機能を確立して、カーボンニュートラルなどに積極果敢に取り組むことを期待する。さらに、センター改組に伴いISO14001の社会的ニーズを評価し、環境・SDGsマネジメントシステムの改善(業務見直し)による環境視点からの業務負担増とならないように生産性向上を目指した取り組みも期待する。