「mini環境まつり」を開催

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

 令和7年7月30日(水)に本学にて「mini環境まつり」を開催しました。このイベントは例年行っている「環境座談会」のパネルトーク形式から、学生が参加しやすい展示会形式へと変更したものです。

 本イベントの主な目的は、参加する学生に環境問題の理解、学習意欲を高めることです。
 令和7年度は「環境技術に触れよう♪」をテーマに掲げ、それに賛同いただいた企業から、さまざまな技術や取り組みの紹介と、展示をいただきました。企業の専門家(展示の説明者やプレゼンテーション担当者など)から直接、対話などにより、環境問題を身近に感じる機会となりました。

 本イベントは初めての試みでしたが、協力いただいた企業6社3チーム、開催時間2時間と小規模であったにもかかわらず、延べ120人(全学生の約1.7%)の来場者を数えました。

  • 協力いただいた企業の展示など

 本イベントには、企業6社3チームのそれぞれ独自の取り組みと、さまざまな趣向を凝らした工夫を展示いただきました。

JERAチーム

 株式会社JERA 西日本総務部にご協力いただきました。
 屋内展示では、事業内容やゼロエミッション2050におけるアプローチなどがパネル展示やモニター展示され、会社案内やノベルティが配布されました。くじ引き遊びが行われ、参加者が楽しみながら環境に関する知識を得ることができました。プレゼンテーションではセンターパネルを使用して説明が行われ、やはりゼロエミッション2050における脱炭素戦略の紹介などが参加者からの大きな関心を集めました。

住友商事&三井住友ファイナンス&リース 合同チーム

 住友商事株式会社 地域事業開発室と、三井住友ファイナンス&リース株式会社 中部営業部にご協力いただきました。
 屋内展示では、サーキュラーエコノミーと、バードフレンドリーコーヒーに関する取り組みを中心に、パネル展示をいただきました。バードフレンドリーコーヒーは、生産農家を支えつつ森林伐採を防ぎ、渡り鳥を守るプログラムです。展示を見た先着100名には、ドリップパックの配布も行われました。また、スーパーボールすくい遊びが行われ、参加者は楽しみながら環境に対する意識を高めることができました。プレゼンテーションでは、センターパネルを使ってサーキュラーエコノミーの取り組みについて説明が行われ、参加者は具体的な事例を通じてその重要性を学びました。

三重トヨタ自動車&トヨタ自動車&住友電装 合同チーム

 三重トヨタ自動車株式会社、トヨタ自動車株式会社 水素製品開発部、住友電装株式会社 総務部の合同チームにご協力いただき、多彩な展示が行われました。
 屋外展示では、燃料電池バス「SORA(ソラ)」やFCEV(燃料電池自動車)、BEV(バッテリ式電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド自動車)など、地球に優しい車両が展示され、参加者は実物を見て触れることができました。
 屋内展示では、パネルやモニターによる展示が行われ、水素タンクも展示されました。水素ロケットによる射的遊びが行われ、景品には水素化粧品や水素焙煎コーヒーが用意され、参加者の興味を引きました。プレゼンテーションではセンターパネルを用いた説明があり、後半ではパネルトークと質疑応答が行われ、参加者との対話を通じて理解を深める機会が提供されました。

総括、今後の展望

 本イベントは多くの皆さんに参加いただき、環境問題についての理解を深める良い機会となりました。開催により、参加者が環境に興味を持つことができたと感じています。今後もこのようなイベントを継続し、環境問題への関心を高め、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。
 参加いただいた皆さん、そして協力いただいた企業の方々に心より感謝申し上げます。

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