3環境・SDGsコミュニケーション
附属中学校の取り組み
- 3 すべての人に健康と福祉を
- 4 質の高い教育をみんなに
- 6 安全な水とトイレを世界中に
- 11 住み続けられるまちづくりを
- 16 平和と公正をすべての人に
生徒会執行部の取り組み
附属中学校では、生徒会執行部が中心となり、令和6年7月に飲料水の自動販売機を設置しました。売り上げの一部を寄付することのできる「ウォーターエイド」の自販機を選ぶとともに、リサイクルやワクチン提供に貢献できるよう、飲み終えた後のペットボトルやキャップの回収も行っています。
令和7年7月には、いじめをなくす取り組みとして「ピンクシャツ運動」を行いました。
生徒会の呼びかけに、生徒たちが趣旨を十分理解して、ピンク色の物を付けたり、机に置いたりして、いじめをしないことや、なくしていく気持ちを新たにしました。
設置された自動販売機(R6.7)
ピンクシャツ運動(R7.7.10)
生徒会組織「外部連携活動部」の取り組み
外部連携活動部は、ユネスコスクール校としての活動実践の推進やボランティア活動などの社会参加を行っています。
令和6年度は、「書き損じハガキの回収」、「コンタクトレンズケースの回収」、「折り鶴イベント」に取り組みました。外部連携活動部員たちで、どのような活動をするかを調べたり、話し合いを深めたりしながら、決定していきました。そして、その目的や活動の流れを、全校生徒や保護者にポスターや放送などで広げていきました。その結果、多くの生徒や保護者が協力し、成果を上げることができました。「折り鶴イベント」は生徒が自主的に折った折り鶴を使って、美術部が「折り鶴アート」を作成しました。令和7年7月には、外聞連携活動部員が千羽鶴を作成し、津市を通して、広島平和記念公園内の「原爆の子の像」に捧げました。
回収したコンタクトレンズ・ハガキ(R7.1.20)
美術部による「折り鶴アート」(R7.5.24)
校外学習の取り組み
1年生は令和6年12月10日に校外学習に行きました。総合的な学習の時間の探究活動の一環として、「街づくり」の視点で松阪市、伊勢市、伊賀市の3市を訪問しました。それぞれの市が行っている取り組みや事業について、行政の方にお話を聞いたり、その土地に住む人たちにインタビューを行ったりしました。

2年生は令和7年2月26日、名古屋市にある「名古屋市港防災センター」と「JICA中部なごや地球ひろば」を訪れました。「名古屋市港防災センター」では、南海トラフ地震やその他の災害への意識を高めるために防災について学習しました。「JICA中部なごや地球ひろば」では、いま世界で何が起こっているのか、また、解決のためにできることはないのかなど、「国際理解」「国際平和」について深く考えることができました。

「JICA中部なごや地球ひろば」での2年生校外学習(R7.2.26)
平和学習の取り組み
3年生が、令和7年5月14日から3日間、沖縄へ修学旅行に行きました。修学旅行のテーマは「平和学習」です。沖縄戦で住民や日本兵の避難場所や野戦病院として使われた洞窟(ガマ)、ひめゆりの塔、平和祈念資料館などを訪れました。また、平和祈念公園では平和セレモニーを行い、生徒代表による平和宣言とともに、事前に学校で練習してきた「島唄」の合唱を捧げました。また、沖縄戦や基地問題についての平和学習講師として活躍されている方のお話も聞かせていただきました。修学旅行を通して、平和についての自分の思いを深めることができました。旅行後には、沖縄で学んだことを新聞にまとめ、その新聞を使って1年生とともに平和について考える時間を持ちました。1年生は真剣に、興味をもって3年生の話に聞き入っていました。
沖縄修学旅行(R7.5.14~5.16)
3年生と1年生の交流(R7.5.23)
韓国の中学生との国際交流
令和7年7月7日から7月11日にかけて、韓国の雲南中学校の生徒と、本校1・2年生の生徒が、オンラインで交流を行いました。互いに、自分の趣味や興味のあること、さらには学校生活や文化についてなど、英語で伝え合いました。今後もさまざまな形での交流を続けていく予定です。
韓国 雲南中学校とのオンライン交流の様子(R7.7.11)
三重大学留学生との交流
令和7年7月14日と15日に三重大学留学生7人に来ていただき、3年生の生徒たちと交流を行いました。生徒たちは三重県を紹介したり、留学生から、文化やスポーツのことを聞いたり、英語力を発揮して、交流を楽しみました。
三重大学留学生との交流の様子(R7.7.14)