3環境・SDGsコミュニケーション
献血推進サークルヴァンパイア
- 3 すべての人に健康と福祉を
「献血推進サークルヴァンパイア」(以下、ヴァンパイア)は平成14年に結成された、菊池紀彦教授(教育学部)を顧問とする献血推進サークルです。
三重県赤十字血液センター、三重県学生献血推進連盟みえっち(以下、みえっち)、三重県立看護大学献血サークル「さくらんぼ」のほか、大学生・高校生・高専生とともに県内における献血を推進するための活動を行っています。ヴァンパイアに所属すると、みえっちにも同時に所属するため、特にみえっちとして密接に活動を行っています。
活動内容は献血セミナー、学生サマー・学生クリスマス献血キャンペーン、キッズ献血を中心に行い、みえっちから代表を選出し、年に3回東海北陸各県で活動している学生ボランティアの代表が集結する東海北陸ブロック学生推進実行委員会総会(以下、ブロック会議)に参加しています。
学生サマー、学生クリスマスキャンペーン
献血への関心を持ってもらうために商業施設や公共施設などで献血のイベントを行います。特に、夏と冬は献血協力者数が減少するため、年間の活動の中でも特に力を入れて献血推進の活動を行います。その際にはキャンペーンの記念品を参加者にお渡ししたり、広報のための資材を作ったりして活動しています。

キッズ献血
キッズ献血とは、まだ献血ができる年齢ではないものの、将来献血を担う子供たちに対して献血の大切さや献血の方法などを伝え、献血を身近に思ってもらうための活動です。キッズ献血では子供が疑似献血をする「まねっこ献血」のお手伝いを行うなど、赤十字血液センターとも密接にかかわりながら活動しています。令和7年3月20日に日本赤十字社三重県支部と3月23日に四日市地域総合会館あさけプラザにて開催されました。3月20日に開催されたキッズ献血ではまねっこ献血だけではなく赤十字ボランティアブースなど、楽しく体験して学べる企画が開催されました。
献血センター(R7.3.20)
あさけプラザ(R7.3.23)
骨髄バンク講習会
ヴァンパイアは献血推進のサークルですが、血液センターでは骨髄バンクドナー登録ができることから、血液センターで骨髄バンクについての知識を得るための講習会に参加しました。この講習会では、骨髄バンクの歴史から、三重県における骨髄バンクドナー登録者の現状、ドナー提供を受けた方のインタビュー映像をみることなどで骨髄バンクへの理解を深めました。また、みえっちに所属していた方の中に骨髄提供を行った方がいたため、その経験をみえっち内で共有することで骨髄バンクドナーをより身近に感じ、骨髄バンクの重要性を学びました。

東海北陸ブロック学生推進実行委員会総会
東海北陸ブロック会議は富山県、石川県、福井県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県という東海北陸にある県内の学生が集まって総会を行います。このブロック会議にはみえっちの代表者が参加します。令和7年6月に岐阜県で第1回が開催されました。ここでは各県学生献血推進ボランティアの課題と解決策の検討を行います。また、献血に対する理解促進のためのセミナー資料を用いて献血をあまり知らない人に対する理解促進のための話し合いも行われました。
