環境影響調査・登録の手順と特定結果

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

 本学の環境・SDGsマネジメントシステムでは、毎年、翌年度の環境目標の設定に当たり、本学の「教育・研究・社会貢献・業務運営」活動の中で著しく環境に影響を与える活動の改善を考慮するため、環境影響調査を全ての部局および大学の業務運営に利害が生じる関係機関と学生サークルを対象に実施しています。令和6年度は「令和6年度環境影響調査票」により実施しました。

・調査項目:
環境影響調査票
調査対象部局の主な活動、物品調達の有無、廃棄物の有無、使用するエネルギー、毒劇物等試薬の使用の有無など
・調査対象:
全ての各講座(ユニット)の研究室(医学部附属病院を除く)
・調査期間:
令和6年12月13日から令和7年1月17日
・調査範囲:
三重大学上浜キャンパス内(医学部附属病院を除く)
・実施主体:
地球環境センター
環境影響調査票
環境影響調査票の記入例
環境影響調査の結果抜粋(左R5調査結果、右R6調査結果)

 環境影響調査の結果では、前年(令和5年度)と令和6年度は同じ傾向の結果となりました。これは良い状態を維持する管理体制の「環境・SDGsマネジメントシステム」が定着できていることが、同じ傾向の結果として表れていると考えることができます。これら結果は本学が設定する環境影響登録基準により環境影響評価を実施します。令和6年度は令和7年2月から3月に、環境に影響を与える項目(環境側面)59項目を調査し、また、利害のある関係業種の25事業者の活動に関して、特に環境に影響を与える活動(著しい環境側面)を特定して調査しました。調査結果から、著しい環境側面を特定して登録し、令和7年度の環境・SDGs計画、環境・SDGs目標の設定に活かすため「運用管理一覧(MU-R-8.1-1)」にまとめています。

評価項目(環境影響)

評価対象とすべき環境影響要素は、次のように区分しています。

  • 公害関連 :大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、悪臭
  • 地球環境:資源枯渇、地球温暖化、オゾン層破壊、エネルギー消費、廃棄物
  • 環境保全への貢献 :環境教育、環境研究、地域貢献、環境美化
  • 人体への影響:悪影響、好影響

 なお、令和6年度の環境に影響を与える項目(環境側面)の調査に関しては、令和5年度は155項目の調査を行っていましたが、令和6年度から化学薬品管理システム(CRIS)の全学運用開始に伴い、主な化学物質薬品は環境影響調査票から削除し、「環境影響登録簿の評価項目」も削除しています。
 令和7年度の運用管理一覧は次のとおりとなりました。

令和7年度 運用管理一覧(MU-R-8.1-1)

TOP