8マネジメントシステム
環境・SDGsマネジメントシステムの点検・環境内部監査と順守評価
本学の環境・SDGsマネジメントシステムが、環境・SDGs方針に整合した環境の計画が策定され、それらが適切に実施し維持されて、意図した環境活動の成果が出ているのかを確認するために、環境内部監査を行います。令和6年度の定期環境内部監査は、令和6年9月3日(火)から10月31日(木)にかけて、5学部と事務部門を合わせた部局(12部局(環境ISO学生委員会(現:Eco Green Campus学生委員会)を含む))を対象に環境のシステム監査とパフォーマンス監査を行いました。
本学の環境内部監査は、環境内部監査員の資格を有する教職員ならびに、共通教育科目「環境内部監査員養成」を修了し、環境内部監査員の資格を有する一般学生が実施します。本学の教育機関である特徴を活かし、学生が本学の環境への取り組みを理解し環境活動をする機会を増やすため、積極的に参加していることが大きな特徴です。
環境内部監査員の養成および資格付与
令和6年度の環境内部監査員養成研修は、教職員対象の研修を令和6年8月21日と22日に実施をして20名に環境内部監査員の資格を付与しました。

学生対象の共通教育の授業として前期(令和6年8月19日から22日)の集中講座(90分×15コマ)が開催され2名に学生環境内部監査員の資格を付与しました。

※令和7年4月1日現在、環境内部監査グループには291名(教職員268名、学生23名)の環境内部監査員が登録されています。本学の教職員の内、約13%(附属施設職員を除くと24%)が環境内部監査員を占めていることになります。また、監査員の資格を持つ卒業生・退職者・異動者はあわせて合計771名の監査員を養成したことになります。学生の在籍は4年間と登録期間は短いため、現在は学生の数より教職員の監査員の比率が多くなっています。
環境内部監査
①環境内部監査員の教育研修
令和6年度は、環境内部監査員を対象にした「環境内部監査員対象研修会」を、学内限定のオンラインWeb公開により実施しました。研修内容は、①三重大学環境・SDGsマネジメントシステムについて、②令和6年度環境内部監査の実施について、③「環境内部監査チェックリスト」についての解説を行い、監査員の役割を確認しました。






参考:環境内部監査員対策研修で使用したスライド例
②定期環境内部監査
定期環境内部監査を、令和6年9月3日(火)から10月31日(木)にかけて、5学部と事務部門を合わせた13部局を対象にシステム監査とパフォーマンス監査を行いました。
教育学部
音楽教育講座の内部監査(R6.9.3)医学系研究科 地域分野/
老年分野の内部監査 (R6.9.9)企画総務部の内部監査・
OA用紙保管と節電確認(R6.9.26)環境ISO学生委員会の内部監査(R6.10.9)
地球環境センター/
総括環境責任者の内部監査(R6.10.24)国際・情報部 DX・情報チームの
内部監査をする監査チーム(R6.10.31)
③環境内部監査の結果
令和6年度に実施した、定期環境内部監査13部局は、いずれも不適合の指摘はありませんでした。

法令順守(遵守)のためのマネジメントシステム活動と遵守状況
本学の環境・SDGsマネジメントシステムでは、本学の「教育・研究・社会貢献・業務運営」の業務について、順守が必要な法規制について調査を行い、法改正の有無などを確認しています。

法律・条例等の特定のプロセス 環境・SDGsマネジメントシステム 6.1.3 順守義務

順守評価のプロセス 環境・SDGsマネジメントシステム 9.1.2 順守評価
順守(遵守)の状況
令和6年度の順守状況は、令和6年7月と令和7年2月の時点で全ての環境に関する法規制は順守されていることを確認しています。

【A】及び環境関連法規制内容一覧【B】兼順守チェック表
(MU-R-6.1.3-1兼MU-R-9.1.2-1)
順守状況の結果の見直し
本学の環境・SDGsマネジメントシステムでは、9.3マネジメントレビューとして最高環境責任者(学長)に順守状況の結果を報告し、改善に向けた活動につなげます。