環境ラウンドテーブル・ディスカッション(イントロダクション)

開催日時
令和6年7月1日(月)10:00~11:30
開催場所
環境・情報科学館1階ホール
テーマ 
三重大学開学75周年 時を超えてこれからの環境・SDGsを考える

趣旨

 本学は、今年で開学75周年を迎え、これまでの長い歴史の中で環境に関するさまざまな取り組みによる環境教育の実践を通して社会で活躍できる人材を輩出し地域に貢献することを目指し日々努力しています。
 世界では環境への負荷低減とSDGsで目指す持続可能な社会を実現させるため、さまざまな取り組みが行われています。いろいろな立場の人々が身近な環境やSDGsの諸問題に広く関心を持ち、その解決に向けた意識を持つことが重要と考えられます。
 また、SDGsの観点からは、ダイバーシティを尊重していくことも重要です。
 本環境ラウンドテーブル・ディスカッションでは、異なる国際性や文化からなる参加者が集まり、それぞれの視点から環境問題や持続可能な社会の実現に取り組むためのアイデアや意見を交換し、新たな気づきや視点を得ることを目指し開催します。

参加者

  • 大学

    伊藤 正明三重大学 学長

  • 金子 聡副学長(地球環境センター長)

  • 森脇 由美子副学長(ダイバーシティ・インクルージョン担当)

  • 高木 一義大学院工学研究科 情報工学専攻 教授

  • 水木 千春大学院地域イノベーション学研究科
    地域イノベーション学専攻 准教授

  • ドーナ・オーシャディ人文学部 国際交流担当 助教

  • 学生

    口田 晴賀環境ISO学生委員会 副委員長

  • 吉村 海登環境ISO学生委員会

  • 村松 みうめ生物資源学部2年(ワンダーフォーゲル部)

  • 大森 史也工学研究科 修士課程2年

  • 留学生

    カク・ヒン工学研究科 博士課程2年(中国)

  • マ・キ人文学部 特別聴講学生(中国)

金子

環境・SDGs報告書に向けた「環境ラウンドテーブル・ディスカッション」を開催致します。伊藤学長を始め、教員、留学生や学生の方が参加しています。本日は、立場や国籍を超えて、楽しく意義のある議論を行いたいと思います。前半は身近な視点から環境・SDGsについて、後半はダイバーシティの視点から環境・SDGsについて議論を行いたいと考えています。
それでは、ご参加いただいた皆さまから自己紹介をお願い致します。

伊藤

学長の伊藤と申します。今日は皆さんと一緒にこの機会を持てることを楽しみにしていました。金子副学長からも案内があったように、環境問題についてダイバーシティの視点を含めてディスカッションを行います。よろしくお願い致します。
本学は開学75周年を迎え、これを機に新しいキャラクター「ミールド」が誕生しました。今年はこのキャラクターを通じて、大学全体を盛り上げ、未来への新たな一歩を踏み出す年としたいと考えています。
本学はこれまで環境先進大学として、さまざまな活動を行ってきましたが、今後は持続可能な社会の実現に向けてさらに活動を進める必要があります。特に、SDGs(持続可能な開発目標)の枠組みの中での取り組みが重要です。また、多様性のある社会を構築するために、外国人教員や女性教員の参加を促進し、男性だけでなく多様な視点を取り入れることが求められています。
環境問題や職場環境の問題について議論し、それを環境・SDGs報告書に反映させたいと考えています。また、ネットワークを活用して、皆さんとともに、よりよい大学を作りたいと思いますので、今日は是非ともよろしくお願い致します。

大森

大学院工学研究科修士課程2年の大森 史也と申します。来年から社会人になります。就職活動を通じて学んだ環境への取り組みについてもお話ししたいと思います。よろしくお願い致します。

ドーナ

ドーナ・オーシャディと申します。人文学部の国際交流担当助教で、4月に着任しました。
出身はスリランカで、サバラガムワ大学で日本語を専攻し、その後スリランカで教え、日本で修士課程と博士課程を修了しました。現在は本学で日本語教育を専門とし、特にスリランカ人の日本語学習者に対する教育について研究しています。また、国際交流や異文化理解、異文化コミュニケーションに関する授業を計画しており、来年度にはスリランカの短期研修プログラムを実施する予定です。本日はよろしくお願い致します。

人文学部特別聴講学生のマ・キと申します。香港出身で、台湾の大学を通じた交流プロジェクトで本学に来ました。台湾ではSDGsについて学び、プレゼンテーションも行いました。社会や政治の分野でのSDGsに興味があります。今日は参加させていただき、ありがとうございます。よろしくお願い致します。

水木

大学院地域イノベーション学研究科の地域イノベーション学専攻の水木 千春と申します。専門は地理学、特に歴史地理学と集落地理学です。今日は、私の専門分野である災害対応に関連して、ダイバーシティと防災についてお話しさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。

高木

大学院工学研究科情報工学専攻の高木と申します。コンピュータの回路設計や基本ソフトウェアなど、コンピュータを作る側の研究をしています。本日のテーマについて専門的な立場ではありませんが、個人的には「もったいない」という感覚が強く、コンピュータの使い方に関してもそのように感じることが多いです。よろしくお願い致します。

口田

環境ISO学生委員会の副委員長を務めている人文学部文化学科2年の口田 晴賀と申します。当委員会ではエコキャップやリ・リパックの回収活動を行っていますが、令和6年度は特にエコキャップの回収運動に力を入れていきたいと考えています。本日はよろしくお願い致します。

金子

工学部の金子と申します。本日は地球環境センターのセンター長として、司会を務めさせていただきます。学生の皆さんや初めて参加される方もいらっしゃると思いますので、リラックスしてお話しいただければと思います。よろしくお願い致します。

吉村

環境ISO学生委員会の吉村 海登と申します。私は地域連携部に所属し、主に町屋海岸清掃の運営を担当しています。今日は、海岸清掃以外の活動についてもお話ししたいと思います。私は4年生で、これまでの経験を通じて考えていることを共有したいと思います。本日はよろしくお願い致します。

カク

カク・ヒンと申します。中国の内モンゴル出身で、現在は大学院工学研究科博士課程の2年生です。大学は内モンゴル公共大学で、大学に半年間交換留学しました。その後、大学院に進学し、修士課程を経て博士課程に進みました。現在は日本での就職を目指して就職活動中です。どうぞよろしくお願い致します。

森脇

人文学部文化学科でアメリカ史を専門としている森脇と申します。今年度からダイバーシティ・インクルージョン推進室の室長を務めております。本学におけるダイバーシティ・インクルージョンの推進に全力を尽くしていきたいと考えております。自然環境に関してはあまり詳しくありませんが、本日はダイバーシティの視点からSDGs(持続可能な開発目標)についてお話しさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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