三重大学 環境・SDGs報告書2022

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

新たなリカレント教育の体制

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

 令和4年4月から始まる三重大学第4期中期目標・中期計画(中期目標の期間は、令和4年4月1日~令和10年3月31日までの6年間)では、本学独自の教育に関する目標として「脱炭素社会の実現をはじめとした社会課題を認識し、それらを解決するために地球規模で考え、足元から行動する(Think Globally, Act Locally)ことによって地域を浮揚させることのできる意識と知識を有した人材(学生や卒業生を含む社会人)を養成する」を設定しました。

 具体的な計画として、学生に「本学のコアコンピタンスである環境教育コンテンツ」を提供したうえで「SciLets※アナリスト」等のマイクロクレデンシャル(大学独自の学習履歴の認定)を発給し、また、ステークホルダーに対してもリカレント教育や「スマートキャンパス 全学的な三重大学の環境に配慮をした取り組みに関してスマートキャンパスと呼称しています。本学は文理医系の全ての学部・研究科と附属病院が一つのキャンパスに集合していることをメリット考え、全学で省エネおよびCO2削減する取り組みのこと。実証事業で得られた環境リソース」を水平展開して学内と地域社会における環境リテラシーを向上させることを盛り込みました。

 この計画に係る数値目標として、①三重大学生に対して、「科学的地域環境人材育成事業」の受講を勧奨し、受講登録者数 130人/年を達成する(第4期中期目標期間中、毎年達成)、② 「科学的地域環境人材育成事業」の教育要件を満たした社会人に対して、アナリストの資格を認定し、環境人材を20人/年地域に輩出する(第4期中期目標期間中、毎年達成)、③ スマートキャンパス事業のスキームや同事業の実施で得られた成果等について、学術雑誌への投稿、学会発表、または見学ツアーの開催などをとおしてステークホルダーに提供する(第4期中期目標期間中、毎年達成)を設定しました。

 他方、令和4年4月、三重大学リカレント教育センターが設置されました。このセンターの目的は、リカレント教育の企画・統括・推進のエンジンの機能を通じて、地方自治体や地元企業における具体的ニーズの掘り起こし、オーダーメイド型リカレント教育プログラムを提供することにあります。

 とりわけ大学院における社会人教育=PM教育を全学的に展開し、三重大学が提供する優良なリカレント教育プログラムの統括・推進をおこないます。既存のリカレント教育である科学的地域環境人材育成事業や防災塾なども事業の進展を図ります。

 なお、三重大学リカレント教育センターの事業は、文部科学省の補助金「DX等成⾧分野を中心とした就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業」における 「カテゴリーⅡ.DX分野等リスキルプログラムの開発・実施」に応募して、採択されました。本学の「DXによる中小企業の事業再構築・新事業創出を担える人材の育成」というプログラムは、地域の中小企業の就業者を主なターゲットとするもので、所属業界は、三重県北勢エリアに集積する「ものづくり産業」だけでなく、伊勢志摩を特徴とする観光業や1次産業の就業者もターゲットとしています。ターゲットの人材が本プログラムによって、実用的なデジタルスキルをベースにプロジェクトマネジメントできる人材に成長することは、個々の企業の成長だけでなく、地域創生にもつながることが期待できるものとなっています。

SciLets : 科学的地域環境人材育成事業(Scientific, Local and Environmental “Talented Staff”)

三重大学リカレント教育センター
三重大学リカレント教育センター

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