三重大学 環境・SDGs報告書2022

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

情報の伝達・収集および共有の手段

 環境・SDGsマネジメントシステムを円滑な運用をするために、インターネット・キャンパスLAN上のネットワークサービスを、内部および外部コミュニケーションの手段として利用しています。構成員へのさまざまな環境関連情報の提供や各部署からの活動記録などの情報集約・共有に、WebサイトやMoodleシステム(eラーニング用コンテンツ管理システム)、専用サーバー、メーリングリストを活用しています。

Webサイト

 本学における環境活動のポータルサイトとして、三重大学国際環境教育研究センターのWebサイト(https://www.gecer.mie-u.ac.jp/)を公開し、環境とSDGsへの取り組みや環境ISOに関する活動など本学の「環境」と「SDGs」をキーワードとする各種情報を広く学内外に提供しています。このサイトでは、本学の環境・SDGs方針を始め、最新版の「環境・SDGsマネジメントマニュアル」や環境・SDGsマネジメントシステム体制(学内向け)、学内で環境啓発するためのポスターなどさまざまな情報にアクセスできます。また、SDGs-ESD、環境教育、環境研究・環境ISO推進、さらにはユネスコスクールといった各部門の情報やMIEUポイント、リカレント教育のサイレッツ(SciLets:科学的地域環境人材)育成事業の活動を常に紹介しています。

国際環境教育研究センターのWebサイト
国際環境教育研究センターのWebサイト

Moodleによる運用サイト

 本学では、三重大学環境マネジメントシステムにのっとり各部局において環境への取り組みのPDCAサイクルを実施しており、取り組みの計画や記録などの書類管理は重要な作業となります。これらの作業を容易にするとともに、書類を一元管理し随時閲覧ができるように、Moodleシステムで構築された「環境マネジメントマニュアル運用サイト」を設けています。このサイトへのログインアカウントは全ての構成員が取得可能で、学外からも安全にアクセスし、マネジメントマニュアル関連書類の参照や書式のダウンロード、活動記録など作成書類のアップロードが可能です。インターネット端末があればいつでも必要な情報の参照・共有や記録書類などの提出が可能であり、環境活動に対して抵抗なく取り組むことができるほか、書類のペーパーレス化にも貢献しています。
 そのほか、国際環境教育研究センターや環境ISO学生委員会のさまざまな活動・プロジェクト、三重大ブランドの環境教育においてもMoodleシステムを活用しており、国際環境教育研究センター員や環境ISO学生委員の情報交換・共有のための「国際環境教育研究センターワークサイト」、三重大学環境マネジメントシステムにおける内部監査書類管理のための「環境ISO監査のページ」、「現代社会理解実践(環境教育実践MIEUポイント)」のためのサイトなどを設けています。

環境マネジメントマニュアル運用サイト①

環境マネジメントマニュアル運用サイト①

環境マネジメントマニュアル運用サイト②

環境マネジメントマニュアル運用サイト②

MIEUポイント専用サーバー

 本学では、平成24年度からMIEUポイントシステムを実施しています。MIEUポイントとは、学生・教職員が学内で実施した環境・省エネ活動を「見える化」し、活動内容に応じたポイントを付与するシステムです。パソコン・スマートフォンで操作可能なMIEUポイント専用サーバーを設置しており、利用者が活動をしたその場で簡単に申告を行うことができます。

ログイン画面

ログイン画面

MIEUポイント専用サーバー

MIEUポイント専用サーバー

電子メールとメーリングリスト

 本学では、環境活動に関連した情報の周知には主として電子メールとメーリングリストを使用しています。各種情報はメーリングリストに登録された全ての部局の環境責任者・副環境責任者、ユニット環境担当者、エネルギー管理者にプッシュ配信され、情報の迅速な周知とともにペーパーレス化にも貢献しています。本学は、平成30年度に経費の削減および事務の業務改善を推進するため、学内で行われる全ての会議・委員会等の資料に関して「ペーパーレス宣言」をしています。

三重大学ホームページ
三重大学ホームページ

 また、使用電力が増大する夏期には、変電施設の監視装置から警報メールをメーリングリストに自動送信することにより、各部局のユニット環境担当者が適切に節電行動を行えるようにしています。

環境・SDGs報告書

 ペーパーレス化のため、従来は印刷物として刊行していた環境・SDGs報告書をWeb上で公開しています。環境報告書2019からは、PC 端末やタブレット端末、スマートフォンなど各種端末機器によって異なるディスプレイの大きさに対応したレスポンシブWebデザインで構成し、誰でも多様な端末で、手軽に目的の記事を閲覧できるようになりました。
 なお、過去の環境報告書についてもWeb版(2018年以前の環境報告書はPDF版)を公開しています(https://www.mie-u.ac.jp/profile/environment/)。

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