三重大学 環境・SDGs報告書2022

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

環境マネジメントシステムの概要

環境マネジメントシステムとは

 本学では、学長(トップマネジメント)がリーダーシップをとり、大学の意図した成果の「①環境目標の達成、②順守義務への取り組み、③環境パフォーマンス(環境活動の結果)向上」を達成させるため環境の方針(Policy)を定めて、環境目標を設定し、取り組みを実施するための「計画(Plan)」を決めて「支援および運用活動(Do)」し、「環境パフォーマンス(活動状況)を評価(Check)」したうえで、次の活動へと進むために「継続的改善(Act)」をする仕組み(PDCAサイクル)のことです。

図 PDCAサイクルによるマネジメントシステム
図 PDCAサイクルによるマネジメントシステム

 国際規格ISO14001規格は、平成27年9月15日に2015年版の規格が発行され、本学では平成27年度中に対応の準備を整え平成28年4月から2015年版の規格に合わせた環境マネジメントシステムを構築・運用しています。

 令和3年度は、最高環境責任者である学長の交代に伴い改組を行い、総括環境責任者を2名体制に強化しました。教職員30名と環境ISO学生委員会の代表者4名を含めた34名(令和4年3月31日現在)で構成しました。環境マネジメントシステム活動として、8章では「目標の達成状況」、「環境マネジメントシステムの点検・環境内部監査の実施結果」、「外部機関による審査(サーベイランス審査)」、「学長による見直し」の項目ごとに分類し報告します。

環境マネジメントシステム体制・組織図(環境リスクマネジメント体制も同組織で対応) (令和4年4月1日時点の状況)

 令和4年4月1日から組織体制に変更があったため、「マネジメントシステム体制(組織図)」は最新の体制を報告します。

 「マネジメントシステム体制」は、国際環境教育研究センターが環境マネジメントの運営管理を行い、総括環境責任者はセンター長および副センター長の2名体制とし、各部局から推薦された教職員およびセンター長が必要と認めた教職員が23名と、環境ISO学生委員会の代表者1名を含めた24名(令和4年6月1日現在)で構成しています。

図 令和4年度 三重大学環境マネジメントシステム組織体制図
図 令和4年度 三重大学環境マネジメントシステム組織体制図

 国際環境教育研究センターの部門の体制も見直しを行い、SDGs-ESD部門、環境教育部門、環境研究・ISO推進部門の3つの部門体制と、独立した環境内部監査責任者が、本学の環境・SDGsマネジメントシステムの具体的な環境活動を協議しています。国際環境教育研究センターには、環境・情報科学館(メープル館)に施設環境チームを設置し、学内と学外への環境情報の発信拠点としての役割を担っています。

図 令和4年度 三重大学国際環境教育研究センター体制
図 令和4年度 三重大学国際環境教育研究センター体制

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