4サステイナブル・スマートキャンパス
キャンパス整備計画
- 6 安全な水とトイレを世界中に
- 7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 11 住み続けられるまちづくりを
- 12 つくる責任つかう責任
- 15 陸の豊かさも守ろう
- 17 パートナーシップで目標を達成しよう
共創プラザ新築
- 施⼯場所 三重県津市栗真町屋町1577(三重大学上浜団地構内)
- 施工期間 令和4年6⽉〜令和5年1⽉
- 建物概要 鉄骨造 地上2階 建築面積790㎡ 延べ⾯積1,310㎡
上浜キャンパスの第一食堂は、建設後50年が経過し、安全性の懸念や設備の不具合などを含め、老朽化の進行が著しくなっています。そのため、共創プラザとして建て替えることにより、安全性を確保するとともに、学生などが利用する施設の利便性の向上を図ります。さらには、室内外の空間に明るさと清潔感が生まれ、地球環境にも優しい良好なキャンパス環境を提供することができます。
本施設における省エネルギー配慮事項として、外皮については断熱材を50mm、外部建具はLow-Eのペアガラスを採用することにより、断熱性を向上させ空調負荷低減を図ります。また、カーテンウォールを設置している外壁面には、日射しを遮るための庇を設置することにより、空調負荷を低減できるよう工夫し、内部に吹抜け空間を設けることにより、自然光・風を取り込む設えとしています。電気設備については、全室にLED照明を採用し、廊下などの共用部には人感センサーを採用することで消費電力の削減を図ります。空調設備については、電気の需要の平準化に資する措置として、ガス式の空調機を採用しています。換気設備については、厨房部分は高効率の厨房用換気風量制御システムを導入し、排気風量の抑制を可能としており、そのほかの換気が必要な部分については、夏期・冬期の冷暖房負荷を低減させるため、全熱交換器を採用しています。以上の項目により、ZEB Readyを目標として設計を行っています。
共創プラザの完成予想図(北面)
共創プラザの完成予想図(北東面)
正門周辺整備
- 施⼯場所 三重県津市栗真町屋町1577(三重大学上浜団地構内)
- 施工期間 令和4年7⽉〜令和5年6⽉
- 工事概要 車道、駐車場:アスファルト舗装
自転車道:カラーアスファルト舗装
歩道:インターロッキングブロック舗装
緑地帯:芝張り、花壇
上浜キャンパスは、津駅の北東約2kmに位置しています。正門は国道23号線三重大学前交差点から東側約100mにあり、国道に面した病院への出入口とともに、上浜キャンパスの主要な出入口となっています。
正門は現在、自動車・自転車・歩行者(学生)が利用しており、特に午前中、授業開始前の時間帯に自動車・自転車などが集中・交差し、安全性の確保が喫緊の課題となっています。そのため、三重大学前バス停から教育学部駐車場周辺までの正門を含んだ幹線道路を全面的に再整備し、歩車分離による安全性を確保するとともに、駐車場や芝張りおよび花壇などの緑地帯を整備し、キャンパス環境の向上と「三重大学の新たな顔」として環境整備を行います。
現在の正門付近の通学状況(R4.7.8)
自転車・歩行者用正門イメージ
花壇整備
令和4年6月、学長を含む「三重大学緑花プロジェクトチーム」により、本部管理棟前に位置する緑地帯の一角に、花壇を手作りで設置しました。花壇には、ひまわり、コスモスの種をまき、初夏の頃には芽が出て、秋頃には花が咲き、キャンパス内を楽しませてくれることでしょう。今から楽しみです。
花壇の整備(R4.6.9)
ひまわり、コスモスの芽が出た 7月頃の花壇(R4.7.15)
(中央がひまわり、周辺がコスモス)
8月のひまわり
9月のコスモス