8マネジメントシステム
環境影響調査・登録の手順と特定結果
環境影響調査・登録の手順と特定結果
本学の環境マネジメントシステムでは、毎年、翌年度の環境目標の設定に当たり、本学の「教育・研究・社会貢献・業務運営」活動の中で著しく環境に影響を与える活動の改善を考慮するため、環境影響調査を全学部および利害が生じる関係機関と学生サークルを対象に実施しています。令和3年度は「令和3年度環境影響調査票」により実施しました。
- 調査項目 : 環境影響調査票
調査対象部局の主な活動、物品調達の有無、廃棄物の有無、使用するエネルギー、毒劇物・PRTR該当試薬の使用の有無など - 調査対象 : 全ての各講座(ユニット)の研究室(医学部附属病院を除く)
- 調査期間 : 令和3年12月2日~令和4年1月21日
- 調査範囲 : 三重大学上浜キャンパス内(医学部附属病院を除く)
- 実施主体 : 国際環境教育研究センター
調査部局の主な活動
物品調達の有無
廃棄物の有無
エネルギーの使用
環境影響調査の結果を受け、本学が設定する環境影響登録基準により環境影響評価を実施します。令和3年度は、環境に影響を与える項目(環境側面)155項目と、利害のある関係業種の29分野(計184項目)を評価し、特に環境に影響を与える活動(著しい環境側面)を特定して登録しました。
評価項目(環境影響)
評価対象とすべき環境影響要素は、次のように区分しています。
- 公害関連 : 大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、悪臭
- 地球環境 : 資源枯渇、地球温暖化、オゾン層破壊、エネルギー消費、廃棄物
- 環境保全への貢献 : 環境教育、環境研究、地域貢献、環境美化
- 人体への影響 : 悪影響、好影響
次年度の環境計画、環境目標の設定に活かすため「運用管理一覧(MU-R-8.1-1)」にまとめます。
令和4年度の運用管理一覧は次の通りとなりました。
令和4年度に向けた新たな項目として「水銀使用製品の廃棄物」、「キャンパスグリーン」、「キャンパスの地域活用促進」を取り上げ、より適正な使用済み蛍光管・電池等の保管を実行するための目標を新たに設定しました。