1三重大学の概要
編集後記「三重大学環境・SDGs報告書2026」の作成にあたって
ここ数年、春秋の期間がたいへん短くなり、日本ならではの季節の移ろいと美しさを感じさせる四季も無くなりつつあります。また、昨年9月の「三重大学環境・SDGs報告書2025」の発行以降、数々の大きな自然災害が発生しています。特に、これまでに類を見ない集中豪雨により、洪水や浸水により多くの方々の生命が失われ、広範囲の方々の生活に極めて深刻な支障が生じています。この原因の一つとして、地球温暖化が挙げられています。ますます環境問題を深刻かつ真剣に考えなければならない状況になっています。
本学は、環境先進大学として大学キャンパスの地球温暖化防止活動、「科学的地域環境人材(SciLets:サイレッツ)」育成事業の実施、環境・SDGsマネジメントシステムの推進、環境研究部門によるカーボンニュートラルに向けた研究活動、産業界や地域自治体との協働など、さまざまな環境活動に取り組んでいます。令和6年10月19日をもってISO14001の認証を自主返上し、返上後およそ2年間が経過します。各部局を対象とする環境内部監査の実施により、返上前の環境活動とPDCAに基づく持続的な改善の仕組みが引き続き継続されていることを確認しています。
「三重大学環境・SDGs報告書2026」では、本学の環境に関する教育、研究、運営、地域連携の主な取り組み等を紹介しました。今後、地球温暖化や異常気象など、環境問題への関心がますます高まっていくと思われます。
大学独自の取り組みにとどまらず、知の拠点として、また次世代の環境人材育成のプラットフォームとして産官学や地域とのつながりを意識して、ともに取り組んでいきたいと思います。