令和8年度共通教育オンデマンド授業

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

 本学では、学生、教職員ならびに学外の方を対象に、幅広い視点で環境課題を考えることのできる人材の育成「科学的地域環境人材(SciLets:サイレッツ)」育成事業に取り組んでいます。特に在学生に関しては、環境課題の現状や将来性を理解し、これらに対応できる知識や考察力をもつ人材育成を目的として、令和6年度から共通教育で「科学的地域環境概論Ⅰ/Ⅱ」を開講しています。令和8年度からは、「科学的地域環境概論Ⅰ」を全ての学部新入生の必修科目に位置付けし、学生の環境マインド育成に取り組んでいます。これらの授業では、科学的・社会的な視点で、地域環境に関する諸課題への取り組みの基礎と応用を学びます。

 本授業は、1,500名を超える新入生が1つの授業を受講するため、専用Webサイトで公開されるビデオを視聴するオンデマンド授業として開講されます。具体的な授業内容を以下に示します。第1回の三重大学地球環境センターからのメッセージに続き、7つのトピックに関してそれぞれ2週間を1期間として、ビデオ講義の視聴、理解度確認試験、授業担当教員による質疑応答が繰り返されます。さらに第8回を受講後には総合的な理解度を確認するため、7つのトピックから任意に抽出された問題を解答する最終試験が行われます。この授業は、授業担当教員による質疑応答を除き、授業コンテンツの提供、各受講生の受講状況管理と試験の得点に基づく成績評価まで専用Webサイトで自動化されています。開講から3年目を迎え、運営プロセスの改善を継続的に実施することで、安定した授業の運用体制が整備されつつあります。

第1回 三重大学地球環境センターからのメッセージ、授業の概要と進め方
第2回 三重大学スマートキャンパス
第3回 環境歴史、環境配慮
第4回 男女共同参画(※1)とダイバーシティ(※2)
第5回 コミュニティ&インバウンド
第6回 大気/水と食の健康リスク
第7回 生物多様性の概要と保全
第8回 グリーン調達(※3)、グリーン購入(※4)
科学的地域環境概論Ⅰ 最終試験

 後期開講の「科学的地域環境概論Ⅱ」(選択科目)では、「科学的地域環境概論Ⅰ」の学修を基礎に、環境に関する科学的・社会的諸問題や、これらの社会への影響とその解決に向けた対策に関する考察を行うことで、環境マインドの涵養を目指しています。

 また、本授業に関連し、「科学的地域環境概論Ⅰ」と「科学的地域環境概論Ⅱ」の双方の全てのトピックの理解度確認試験に合格した場合、「三重大学科学的地域環境人材 アナリスト(※5)」に認定されます。令和7年度における「科学的地域環境概論Ⅰ」と「科学的地域環境概論Ⅱ」の受講によりアナリスト認定を取得した学生数は310名となっており、学生の環境意識の高まりを感じています。

  • 第3回 後半部:環境配慮 スライド

  • 【用語説明】
  • ※1男女共同参画

    性別にかかわらず、一人ひとりが対等な立場で、その個性と能力を十分に発揮できる社会づくり(または取り組み)のこと。

  • ※2ダイバーシティ

    多様性を意味する言葉で、異なる国際性や文化からなるさまざまな属性をもった人達が組織の中で共存すること。

  • ※3グリーン調達

    調達先企業の環境姿勢や製造過程も含め、環境負荷の少ない製品・サービスを優先して購入・選定すること。

  • ※4グリーン購入

    文房具や備品など、個々の製品自体が持つ環境性能(再生材使用、エコマーク等)に着目し、環境負荷の少ない製品を優先して購入すること。

  • ※5アナリスト

    「科学的地域環境人材(SciLets:サイレッツ)」育成事業では、所定の講義を受講し、それぞれの理解度確認テストに合格することにより環境教育要件を満たした受講者は、三重大学科学的地域環境人材アナリストと認定される。

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