2特集
「みえの働き方改革推進企業」ベストプラクティス賞受賞
- 5 ジェンダー平等を実現しよう
- 8 働きがいも経済成長も
平成30年12月18日,三重県総合文化センターレセプションルームにおいて,「社員・地域・顧客」を大切にする企業フォーラムが開催され,本学は「みえの働き方改革推進企業」ベストプラクティス賞の表彰を受けました。
三重県では,働き方を見直し,誰もが働きやすい職場環境づくりにむけて,ワーク・ライフ・バランスの推進などに取り組んでいる企業などを募集し,県の定める登録基準を満たした企業(法人)を「みえの働き方改革推進企業」として登録しています。平成30年度は,44社が「みえの働き方改革推進企業」として登録され,そのうち特に優れた取り組みを推進している4企業が表彰を受け,本学は取り組み全般が特に模範となるベストプラクティス賞を受賞しました。
本学の選考理由は以下のとおりです。
- 男女共同参画やイクボス職場で働く部下やスタッフの育児や介護などワークライフバランスを考慮し,個人の人生と企業の業績両方を成立させることを目指す上司(経営者や管理職)の総称。 において,内部研修のほか,各種機関との連携を図り情報発信している。
- 事業所内保育園の増築により,生後57日から就学前児童まで132名の受け入れが可能となり,特にニーズの高い0歳児・1歳児では,ニーズに応じて受け入れている。
- 子育て,介護などのライフイベントごとに使える「三重大学ワーク・ライフ・バランス応援ハンドブック」を全教職員に配布し,さまざまな制度を周知している。
- 教員の両立支援のため,独自の補助制度により出産・育児・介護の際も研究活動が継続されるよう,研究補助者の雇用経費を助成しており,利用実績を伸ばしている。
- 附属病院において,「働き方改革」担当の副院長を設置し,人材の確保・定着に課題のある医療職場における働き方改革に着手している。
フォーラムでは,「三重のおもてなし経営企業選」と「みえの働き方改革推進企業」に選ばれた企業がそれぞれ自社の取り組みの紹介を行った後,表彰式が行われました。
本学は,医学系研究科の江藤 みちる助教から,学内にあり職員の子供が通う「さつき保育園」や,部下のワーク・ライフ・バランスを大切にし,自らも仕事や生活を楽しむ素敵な上司を表す「イクボス宣言」,育児や介護で利用できる制度をまとめた「ワーク・ライフ・バランス応援ハンドブック」などの働き方改革を紹介しました。
さつき保育園増築(H28.02.28)
ワークライフバランス応援ハンドブック
鈴木 英敬知事からは表彰式に当たり,「おもてなし経営企業と働き方改革推進企業は共に三重県の地方創生に大変重要で,職場の質や魅力を高めることが若者やそのほかの方に三重県で働こう,三重県で暮らしていこうと思って頂くための第一歩。是非これからもさらに三重県をけん引して頂くような努力を積み重ね,先進的な取り組みをして頂きたい。」と挨拶があり,各企業に表彰状と記念品が手渡されました。
江藤 みちる助教による取り組み紹介
表彰式
駒田 美弘学長と江藤 みちる助教
表彰状