緑化活動

  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

環境・情報科学館屋上緑化

 私たちは,環境・情報科学館の屋上をハーブや多肉植物などで緑化しています。屋上緑化のメリットとして,建物内の冷房使用の低減,屋上を訪れた人の環境意識向上が挙げられます。平成30年度は来場者により植物に親しんでもらえるよう鑑賞エリアのポスターを掲示しました。また雑草抜きの頻度を前年度よりも増やし,景観悪化防止に努めました。私たちの主催するイベントの際に参加者に対して行った屋上緑化の認知度調査の結果,平成30年度は75%となりました(参考:前年度64.7%)。

 附属演習林の間伐材を利用したテーブルとベンチも設置しています。きれいな花を眺めながらお昼ご飯など食べに来る人が増えて欲しいと,一生懸命活動しています。

  • 環境・情報科学館屋上(H30.04.03)

    環境・情報科学館屋上(H30.04.03)

  • 屋上の草抜き(R1.07.12)

    屋上の草抜き(R1.07.12)

  • 屋上緑化観賞用エリアの説明ポスター

    屋上緑化観賞用エリアの説明ポスター

緑のカーテン

 平成25年度から,環境・情報科学館の西側全面に緑のカーテンを実施しています。植物を自分たちで選定し,苗の植え付け,毎日の水やり,肥料を与えたり雑草抜きなどの世話をしながら成長を見守っています。

 平成30年度は,5月11日にゴーヤの苗を80株植えました。天候が不安定だったため例年よりも育てるのが大変でしたが,着々と成長し,黄色い可愛い花を咲かせて,夏にはいくつかのゴーヤを実らせて,元気な姿を見せてくれました。涼しげな葉陰を作り,目も楽しませてくれた緑のカーテンはその役目を終え,10月9日に撤去しました。

 次年度は,ヘチマを種から育てる計画をしています。

  • 苗の植え付け(H30.05.11)

    苗の植え付け(H30.05.11)

  • ゴーヤの実(H30.08.24)

    ゴーヤの実(H30.08.24)

落ち葉コンポスト 落ち葉などの有機物を微生物や菌などの作用により発酵させ,堆肥に変える循環の仕組み。本学では学内の花壇および附属学校園,地元企業へ還元することで資源循環を促している。

 生物資源学部を有する本学にはイチョウ,クヌギ,サクラなどさまざまな樹々が植えられています。それらの樹々は季節の移ろいに伴って装いを変えますが,その落葉が側溝に詰まって雨水を十分に排出できないという問題があります。私たちはその落ち葉を有効利用するべく,微生物の力を借りて落ち葉から腐葉土をつくる活動を行っています。流れとしては,本学のキャンパス環境整備室や三重大学生活協同組合の方々にキャンパス内から落ち葉を集めて頂き1ヵ所に集めたものに,水をかけたり,微生物の栄養となる米ぬかを加えたり,空気を含ませるためにスコップなどでかき混ぜたりします。この作業を切り返しと呼びますが,私たちは切り返しを1ヵ月に1回の頻度で行い,微生物のはたらきを活発化しています。こうしてできた腐葉土は,三重大学附属学校園およびシャープ三重工場へ譲渡しました。平成30年度にはふるいを導入することで腐葉土を均質化し,品質向上に成功しました。

  • 肥料譲渡(H31.03.18)

    肥料譲渡(H31.03.18)

  • コンポスト切り返し(R1.07.20)

    コンポスト切り返し(R1.07.20)

学内の花壇

 正門からメインストリートをずっと進んだ左手に,環境ISO学生委員会の花壇があります。緑いっぱいのキャンパスを目指して,また道行く人々の心の癒しとなるように年2回の花の定植を行っています。例年であれば花の種類・色・組み合わせなどのデザインを環境ISO学生委員から募集して花壇に苗を植えるのですが,平成30年度は趣向を変えてヒマワリを種から育てました。支柱には学内に生えている竹を自分たちの手で切った特注品を使用しました。苗の植え付け時期が遅れたことや台風被害によって思うような成長とはいきませんでしたが,天を仰ぐ健気な姿を私たちに見せてくれました。

  • 花壇作り(H30.06.06)

    花壇作り(H30.06.06)

  • ヒマワリ(H30.09.03)

    ヒマワリ(H30.09.03)

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