7環境コミュニケーション
日本環境学会第44回研究発表会
- 7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 11 住み続けられるまちづくりを
- 13 気候変動に具体的な対策を
- 17 パートナーシップで目標を達成しよう
平成30年6月23・24日に日本環境学会第44回研究発表会が本学生物資源学研究科において開催されました。参加者は171名(一般133名,学生38名),発表課題数は69(口頭発表61課題,ポスター発表8課題)で,初日午後には公開シンポジウム,2日目午前には学内エクスカーション(見学会)が実施されました。
世界に誇れる環境先進大学を築き上げることを目指して,地球環境に調和した社会の実現に向けた地球温暖化防止や省エネのための科学技術開発および社会システム構築についての教育研究を推進する三重大学として公開シンポジウムでは「大学における環境活動」というテーマを掲げました。話題提供としての基調講演や総合討論の内容は以下の通りです。
- 全学をあげたスマートキャンパス構築による省エネ推進
坂内 正明(三重大学国際環境教育研究センター) - 三重大学環境ISO学生委員会の活動紹介
圓山 桃香(三重大学環境ISO学生委員会) - 社会人と学生のための科学的地域環境人材育成事業・サイレッツ
佐藤 邦夫(三重大学国際環境教育研究センター兼務,生物資源学研究科) - 三重県の農業農村整備事業環境アドバイザー協議会
大野 研(三重大学教養教育院) - 獣害対策のための体制と人材育成—獣害解決に何が必要か—
山端 直人(兵庫県立大学自然・環境科学研究所) - 総合討論
コーディネーター:梅崎 輝尚・伊藤 良栄(三重大学大学院生物資源学研究科)
5名の話題提供後の総合討論では会場の参加者を巻き込んだ活発な意見交換が行われました。
翌24日には国際環境教育研究センタースマートキャンパス部門長の坂内 正明客員教授の案内で三重大学内の省エネ施設(風力発電,ガスコージェネレーション,蓄電設備など)やエネルギーマネージメントシステムを見学しました。
環境問題について最新の研究成果に触れると共に活発な情報交換ができた有意義な2日間でした。
シンポジウムで話題提供する佐藤教授
シンポジウムで話題提供する坂内教授
総合討論で回答する環境ISO学生委員会圓山副委員長
一般講演会場風景