2特集
カーボンニュートラルの達成に貢献する大学等コアリション
- 7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 13 気候変動に具体的な対策を
- 17 パートナーシップで目標を達成しよう
2021年7月29日には,文部科学省,環境省,経済産業省等の主催によって同コアリションの設立総会が開催され,それに出席された高橋文部科学副大臣からは「カーボンニュートラルの問題は社会の多様な課題や地域条件等と関わるためにその解決には幅広い分野の科学的知見が必要となる」「未来社会のために新たな課題に立ち向かう志と力を持った人材を育てることが重要である」といったコアリション参加機関に寄せる課題と期待が示されました。
コアリション総会のもとには5つのワーキンググループが設置され,本学はそのうちの『人材育成WG』を推進するための幹事校となっております。そのため,同設立総会においては人材育成WG幹事校の代表として,本学の伊藤学長から「科学的知見と高い志を持った優秀な人材を育成する決意と共に,カーボンニュートラルの達成に貢献するべく力を尽くす」と表明しました。
本学はこれからも人材育成をとおして本学のコアコンピタンスである環境リソースを広く社会に展開し,脱炭素社会の実現に向けたカーボンニュートラルの達成に与してまいります。
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伊藤学長(2021.7.29)
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高橋文部科学副大臣
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準備委員会
2050年を期限としたカーボンニュートラルの達成に向けては,国や地方自治体の変革に向けたイノベーションの創出や普及に係る使命を帯びた高等教育機関等に大きな期待が寄せられております。
2021年3月23日,文部科学省,環境省,経済産業省の3省は,政府と高等教育機関の連携を強化するための『カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション』の設立に向け,同コアリションに参加を予定している大学の学長等が一堂に会するサミット(オンライン)を開催しました。
サミットには政務の参加もあり,萩生田文部科学大臣からは「地域の知の拠点として大学が多様な役割を果たすことが期待されている」とのコアリションに対する期待が示され,小泉環境大臣からは「大学等の技術開発や研究に期待すると共にキャンパスの脱炭素化に積極的な大学に他の大学も続いてもらいたい」との檄が寄せられました。
また,コアリションへの参加を予定している120の大学等(国立:52,公立:12,私立:49,研究機関:7)を代表した5大学のうちの1校として,三重大学からは梅川理事が「本学の環境に関するこれまでの歩みと脱炭素に向けたこれからの展望」を紹介致しました。
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学長等サミット
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萩生田文部科学大臣
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小泉環境大臣
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江島経済産業副大臣
(写真提供:文部科学省)
また,コアリションへの参加を予定している120の大学等(国立:52,公立:12,私立:49,研究機関:7)を代表した5大学のうちの1校として,三重大学からは梅川理事が「本学の環境に関するこれまでの歩みと脱炭素に向けたこれからの展望」を紹介致しました。
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