三重大学 環境・SDGs報告書2021

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

環境影響調査・登録の手順と特定結果

環境影響調査・登録の手順と特定結果

 本学の環境マネジメントシステムでは,毎年,翌年度の環境目標の設定に当たって,本学の「教育・研究・社会貢献・業務運営」活動の中で,著しく環境に影響を与える活動の改善を考慮するために,環境影響調査を全学部および利害が生じる関係機関と学生サークルを対象に実施しています。令和2年度は11月17日から令和3年1月15日の2ヵ月間,「令和2年度環境影響調査票」により実施をしました。

環境影響調査票(gif)
環境影響調査票の記入例(gif)

 環境影響調査の結果を受けて,本学が設定する環境影響登録基準により,環境影響評価を実施します。令和2年度は,環境に影響を与える項目(環境側面)151項目と,利害のある関係業種の45分野(計196項目)を評価した結果,特に環境に影響を与える活動(著しい環境側面)を特定して登録をします。

評価項目(環境影響)

 評価対象とすべき環境影響要素は,次のように区分しています。

  • 公害関連:大気汚染,水質汚濁,土壌汚染,騒音,振動,悪臭
  • 地球環境:資源枯渇,地球温暖化,オゾン層破壊,エネルギー消費,廃棄物
  • 環境保全への貢献:環境教育,環境研究,地域貢献,環境美化
  • 人体への影響:悪影響,好影響
令和2年度 環境影響登録簿 の評価項目(R3.3.12)(抜粋)

  次年度の環境計画,環境目標の設定に活かすため「運用管理一覧(MU-R-8.1-1)」にまとめます。
  令和2年度の運用管理一覧は次の通りとなりました。

令和2年度 運用管理一覧(MU-R-8.1-1)

 令和3年度に向けて新たに追加した項目は,「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」が令和3年3月に閣議決定を受けたことを踏まえて,本学では先駆けて「ワンウェイ(使い捨て)廃プラスチックの啓発」を新たな目標として設定しました。(学生教職員が共に廃プラスチックの対策について考え行動します

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