環境目標の達成状況 経年変化比較

　平成28年度から令和2年度までの5年間の環境目標に取り組んだ実績の変化を示します。

　本学では，毎年度始めの4月に1年間の環境目標を定め，環境マネジメントシステム（EMS）年間実施計画を策定します。
　このEMS年間実施計画は，前年度の活動実績をもとに新年度の1年間に特に力を注ぐ目標として具体的な取り組み内容を変えています。
　異なった活動を環境目標の項目として設定しているため，そのままの比較が難しいのですが，達成状況を容易に比較できるように示したのが上の経年変化のグラフとなります。
　過去5年間の変化を考察すると，令和2年度は環境教育と社会貢献で平均して未達成の結果となりました。
　環境教育では，企業や自治体と連携をして行う，環境インターンシップと学外の要人を招聘した環境講演会が，新型コロナウイルス感染症の影響で，実施をすることができなかったため，他の項目では目標を達成していても，グラフのような未達成とした結果となりました。社会貢献活動に関しても同様の影響で，学外活動を全て中止したことで未達成の項目が発生しました。

新型コロナウイルス感染症の影響が，令和2年当初は，いつまで続くのか不明であったため，年度当初に作成した目標は1年間継続すると判断をしましたが，令和2年度中に新型コロナウイルス感染症の終息とはならなかったため未達成が残った実績となりました。

令和3年度は，これらの結果を踏まえ，新たなEMS年間実施の計画を策定し取り組んでいます。