三重大学 環境・SDGs報告書2021

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

三重大学自然環境リテラシークラブ

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

 「三重大学自然環境リテラシークラブNELC」(以下NELC)は、自然と共生するとはどういうことかを実際に自然の中で体感し学ぶこと、学んだことを多くの人に伝えること、活動の地域への還元の3つを大きな目的とし、アウトドア活動だけでなく、博物館での展示企画や地域のお祭りへの参加などさまざまな活動を行っているサークルです。

1,自然の中でのさまざまな活動

 私たちは尾鷲や南伊勢など、南三重を中心にカヤックや山登り、サイクリング、シュノーケリングなどアウトドアの活動を幅広く行っています。夏休みに隠岐島でお米や野菜以外の食料を釣りや魚つきなどで得る隠岐島半自給キャンプや、12月に南三重の海岸沿いの熊野海道77キロをカヤックで3泊4日キャンプをしながら漕ぎ渡る熊野海道ツーリング、尾鷲の八鬼山での地元の小学生らとスラックラインやサバゲーなど自然を安全に満喫できる活動を行っています。

南伊勢の海上にて

2,自然の中で学んだことを人に伝える

 私たちNELCはただアウトドアを楽しむだけでなく、自然の中で得た知識や体験を後輩らや、地域の皆さん、子供達に伝える活動をしています。学生ら自身がカヤックベーシックの資格を取り、自然環境リテラシー実習にて受講生らへの指導を行ったり、三重県総合博物館や熊野市かがく・こうさくフェスタなどで自分たちの活動に関する展示企画を行うなど、幅広い年齢層の方々に向けて自分たちの活動を伝える活動をしています。

熊野市かがく・こうさくフェスタにて(2020)

3,地域への還元 

 私たちの活動は活動させて頂いている地域の皆さんの賛同や、ご協力のもとになりたっています。地域の皆さんへの恩返し、という意味も含めて地域の皆さんと一緒にさまざまな活動を行っており、尾鷲や明和町、南伊勢など三重県南部の小学校での自然体験プログラムのお手伝いや、明和町での満月屋台や須賀利の蛭子祭にアウトドアの経験を活かしたメニューを提供する出店の出店など、さまざまな地域にねざした活動を行っています。

南伊勢の小学校での自然体験プログラムにて(2021)

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