5環境教育
環境学A「SDGs先進三重大学」
- 4 質の高い教育をみんなに
- 5 ジェンダー平等を実現しよう
- 7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 8 働きがいも経済成長も
- 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 11 住み続けられるまちづくりを
- 12 つくる責任つかう責任
- 13 気候変動に具体的な対策を
- 14 海の豊かさを守ろう
- 15 陸の豊かさも守ろう
- 16 平和と公正をすべての人に
- 17 パートナーシップで目標を達成しよう
この授業は,本学の教養教育の科目であると同時に,学生と市民が共に学ぶ市民開放授業として計画されたものです。国際環境教育研究センターの現センター長(朴恵淑)が担当し,夏季4日間の集中講義として開講(オンライン)されました。
授業概要は,2030年までの全世界の最優先アジェンダであるSDGsについて,また、過去の四日市公害の発生メカニズムや人間を含む生態系への影響、環境政策による四日市公害克服の教訓、さらにはESD(持続可能な開発のための教育)の基本的な考え方として男女共同参画、人権と平和教育を学ぶことを通して、2050年の脱炭素社会に向けたSDGs未来都市三重県の創生と世界一SDGs先進三重大学の創生につながる「三重モデル」を考えるものです。
講義の終盤では,2021年の国連地球温暖化防止会議(COP26;11月1日~12日,イギリス・グラスゴー)での発信に向けたグループ討論・発表・レポート作成が行われました(表2)。
表2.環境学A「SDGs先進三重大学」の日程と授業内容
コロナ禍が依然続く状況のもとでオンラインでの開講でしたが,4日間にわたり,社会人1名を含む5名の受講生(内,1年生3名、3年生1名)が熱心に学び,意欲的に討論・発表等を行いました。
このようなセンター関連科目を次年度以降増やしていくことを検討しています。
受講生の声として,今回4日間通してじっくり学ぶことができる貴重でありがたい機会でした。SDGsやESDについて,歴史的な流れ,概念や課題など幅広い知識に加え、実際に四日市公害や三重大学での取り組みという具体的なケースを通じて学ぶことができ,SDGsの大きなテーマを身近に感じながら考える機会になりました。また,先生のお人柄やディスカッションで学生さんの真摯な姿勢に触れることができたのもとても刺激的でした。夏季期間だったので参加することができました。ありがとうございました。
貴重な内容でしたので,より多くの学生が受講されるといいなあと思います。受講の手続きがネットでの振り込みやオンラインでの書類提出になることは大変ありがたいです。