5環境教育
環境内部監査員の養成
- 4 質の高い教育をみんなに
環境マネジメントシステムの点検・環境内部監査
本学の環境マネジメントシステムが,環境方針に整合した環境の計画が策定され,それらが適切に実施し維持されて,意図した環境活動の成果が出ているのかを確認するために,環境内部監査を行います。
本学の環境内部監査は,環境内部監査員の資格を有する教職員ならびに,教養教育科目「環境内部監査員セミナー」を修了し,環境内部監査員の資格を有する一般学生が実施します。本学の教育機関である特徴を活かし,学生が本学の環境への取り組みを理解し環境活動をする機会を増やすため,積極的に参加していることが大きな特徴です。
<1. 環境内部監査員の養成および資格付与>
令和2年度は,新型コロナウイルス感染症の影響もあり,教職員対象の環境内部監査員養成研修は,中止としましたが,オンライン授業が可能な学生対象の研修は,前期(令和2年8月31日~9月3日)と後期(令和3年2月16日~19日)の集中講座が開催され前期6名,後期4名の学生環境内部監査員に資格を付与しました。
※令和3年4月1日現在,環境内部監査グループには263名 (教職員227名,学生36名)の環境内部監査員が登録されています。令和2年度は,教職員対象の研修を行わなかったことと,コロナ禍の影響もあり学生の受講者が少なかったことで,令和元年に比べて、環境内部監査員の人数が約50名の減少となりました。また,監査員の資格を持つ卒業生・退職者・異動者はあわせて合計683名の監査員を養成したことになります。
<2.環境内部監査員対象の研修>
令和2年7月には,環境内部監査員を対象にした「令和2年度環境内部監査員対象(Web)研修」を,オンラインビデオ講義として実施しました。
令和2年度は,コロナ禍の対応として,「遠隔監査の方法」と「監査のポイント」のビデオ講義研修を行い,監査の役割と手法を確認しました。
- 説明1 令和2年度 環境内部監査の実施について
- 説明2 ISO規格による遠隔監査(リモート監査とは)
- 説明3 三重大学の遠隔監査のやり方
- 説明4 令和2年度の監査員(リーダー)の役割
- 説明5 被監査部門が記入する「環境内部監査チェックシート」について