9第三者評価
第三者評価 中部電力株式会社
令和3年9月22日,中部電力株式会社から経営戦略本部CSR推進グループと,総務・広報・地域共生本部 環境グループ,地域共生三重グループから8名の方々に「三重大学環境・SDGs報告書2021」に対する意見を伺いました。本年度は新型コロナウイルスの感染拡大を防止する観点からそれらの会合の開催を見送り,オンラインのピアレビューによって相互の報告書などを評価することと致しました。
「三重大学環境・SDGs報告書2021」に対する中部電力からの第三者意見
主な意見とコメント
「三重大学環境・SDGs報告書2021」の作成において,環境・SDGsのトップランナーを目指す伊藤学長の明確なビジョン,思い切りの改革や刷新を行っている点は,非常に高く評価できます。
ペーパーレス化を図るWEB版の作成と公表,動画,和文と英文との併用などDXの推進を積極的に展開しており,ローカルとグローバルとの融合を図り,教職員だけでなく,常に学生を中心とするスタンスがよく読み取れます。例えば,「三重大学環境・SDGs座談会2021」の動画において,英語での発言に日本語の字幕を入れて言葉の壁を超えて伝えようとする努力が読み取れます。
座談会に,教職員と学生が一丸となって取り組んで行く意思表明,三重大学と地域のステークホルダーとのパートナーシップによる環境・SDGs先進三重大学を創っていく姿勢を鮮明に表している点は,三重大学が新しい時代の流れを常に汲みながら果敢に取り組む強い意志が読み取れるポイントとなります。
「三重大学環境・SDGs報告書2021」の対象として,教職員や大学生だけでなく,次世代を担う若者として小中高校生おおび外国人をも対象として捉え,和文(ルビあり)や英文による表記を行うなど,グローカル時代を先取るさまざまな試みを行っていることも,今後の発展的展開が大いに期待できます。
三重大学の環境マネジメントシステムにおいて,PDCAサイクルが回っていること,最高環境責任者の見直しの見える化が読み取れるのは素晴らしいと思います。
開催時間:2021年9月22日(水) 15:00~17:00
実施方法:オンライン開催