2特集
SDGsの達成に向けた取り組み(カラーホイールバッジの配付)
- 4 質の高い教育をみんなに
- 17 パートナーシップで目標を達成しよう
駒田学長は,平成31年1月1日に環境方針を改訂し,持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて三重大学の構成員が一丸となって取り組むことを表明致しました。そして,国際的な評価にも対応するためにUNAI(国連アカデミック・インパクト 国連広報局(DPI)のアウトリーチ部が担当するプログラム。
UNAIの対象は,学位を授与する全ての高など教育機関,またはそれに相当する実質的な研究を行っている機関。)に加盟して本学のSDGsに関する取り組みに係る状況を国内外に向けて発信しております。
そういった学長の方針を受け,梅川理事は本学の姿勢をステークホルダー(本学の教育・研究・社会貢献を実施するうえでの利害関係者)に示すため,同年9月に本学全構成員(役員,大学教員,附属学校教員,事務職員(非常勤を除く))約2,000人に対して「SDGsカラーホイールのマグネットバッジ」を配付しました。
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駒田学長(最高環境責任者)
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大学の記章とSDGsカラーホイールバッジ
カラーホイールバッジの配付を受けた教職員に対しては,e-ラーニングコンピュータやインターネットなどの情報技術を活用して行われる,学習,教育の総称です。ネットワークを利用して配信することで,遠隔地でも学習が可能であり,教材の内容も最新版が提供しやすい利点があります システムを用いた「SDGs研修」を課しております。
この研修は,三重大学の構成員のSDGsに関する基礎知識を補い,この分野におけるステークホルダー活動に伴い利害の影響を受ける関係者のことです。大学の場合,教育・研究活動に伴い利害の影響を受けるのは学生であり,学生の保護者,地域の企業,行政などが上げまれます。一般的な企業では,株主,経営者,従業員,顧客,取引先などになります。 や学生とのコミュニケーションを円滑にするための資質向上学修です(レベルとしてはSDGsの基本についてディスカッションをすることのできる必要最低限のものとなっております)。
研修のテキストとしては,国連広報センターの『SDGsを広めたい・教えたい方のための「虎の巻」』の前半部分を,同センターの許可を得た後に一部改変して使用しています。
また,研修の最後に12問の理解度確認テストを受けることによって修得した内容を知識として定着させるように致しました。
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研修受講者
三重大学を構成する教職員は,SDGsの象徴であるカラーホイールバッジを胸に,一丸となって同目標の達成に邁進してまいります。