環境内部監査員の養成

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 本学の環境マネジメントシステム ISO14001規格では,「組織のマネジメントシステムの一部で,環境方針を策定し,実施し,環境側面を管理するために用いられるもの」と定義されている。が,環境方針に整合した環境の計画が策定され,それらが適切に実施し維持されて,意図した環境活動の成果が出ているのかを確認するために,環境内部監査 組織の環境管理に関する活動に関して,環境方針や環境目的などに合った活動をしているかどうかを,自ら確認する監査システムのこと。を行います。令和元年度は,7月16日から9月10日に定期内部監査を実施しました(http://www.gecer.mie-u.ac.jp/news/post-228.html)。
 本学の環境内部監査は,環境内部監査員の資格を有する教職員ならびに,教養教育科目「環境内部監査員養成セミナー」を修了し,環境内部監査員の資格を有する一般学生が実施します。本学の教育機関である特徴を活かし,学生が本学の環境への取り組みを理解し環境活動をする機会を増やすため,積極的に参加していることが大きな特徴です。

環境内部監査員の養成および資格付与

 令和元年度の環境内部監査員養成研修は,学生対象の教養教育の授業として前期(令和元年8月20日から23日:http://www.gecer.mie-u.ac.jp/news/post-223.html)と後期(令和2年2月17日から20日:http://www.gecer.mie-u.ac.jp/news/post-236.html)の集中講座が開催され前期3名,後期10名の学生環境内部監査員に資格を付与しました。また,教職員対象の研修は令和元年8月22・23日に実施をして25名に環境内部監査員の資格を付与しました。
 ※令和2年3月1日現在,環境内部監査グループには313名(教職員242名,学生71名)の環境内部監査員が登録されています。本学の教職員の内,約12%(附属施設職員を除くと22%)が環境内部監査員を占めていることになります。また,監査員の資格を持つ卒業生・退職者・異動者はあわせて合計673名の監査員を養成したことになります。学生の在籍は4年間と登録期間は短いため,現在は学生の数より教職員の監査員の比率が多くなっています。

  • 教職員対象の環境内部監査員養成研修(R1.9.22)

    教職員対象の環境内部監査員養成研修(R1.9.22)

  • 教職員対象の環境内部監査員養成研修(R1.9.22)

    教職員対象の環境内部監査員養成研修(R1.9.22)

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