3環境ISO学生委員会の活動
環境ISO学生委員会の活動
コラム「声」
生物資源学部 生物圏生命化学科 3年 香川 知美
私は1年生のときから環境ISO学生委員会に所属しており,2年生となって環境ISO学生委員会の委員長となりました。
1年生のときには先輩という大きな存在のもと楽しく活動していましたが,委員長という全体を引っ張る立場になると,それまでとは違った難しさがたくさんありました。しかし得たものも多くあります。私はもともと仲間に相談したり頼ったりすることに苦手意識があったのですが,頼れるメンバーのおかげで,だんだん少なくなってきたと感じています。また,仲間とのコミュニケーションを介して新たな考えが生まれ,それが次に活かされていくような場面が何度もあり,コミュニケーションの大切さを改めて実感することができました。
各部班の活動が滞りなく進んでいるか,楽しい委員会が運営できているかなどと悩んだり迷ったりでしたが,委員会メンバーや先輩方,教職員の方々に支えられ,他には変えられない貴重な経験となりました。新型コロナウイルスの流行により,委員会の運営もこれまで通りとはいかないところが多々ありますが,新しい生活様式での環境ISO学生委員会の発展に期待しつつ,活動をサポートしていきたいとおもいます。
人文学部 法律経済学科 2年 大向 拓海
環境ISO学生委員会では,年間を通してさまざまな活動を行っています。活動の中には,学内や委員会生のみでの実施に留まらず,地域住民の方々に参加して頂くイベントもあり,幅広く環境学習の機会を提供できているという実感があります。それらのイベントにおいては,参加者に楽しいと感じてもらえるような企画・運営を心掛け,生じた反省点は次回までに改善するといった流れを重視しています。イベントを通じて,私は参加者に少しでも環境に興味を持ってもらい,そこから環境理解の輪が広がっていくことを期待しています。新型コロナウイルスの蔓延により,活動が十分に行えない状況ですが,逆に委員会全体を見直す契機になっています。先のことではなく「今できることは何か」を考え,歩みを進める,そしてイベント参加者の皆さんと笑顔で再会できることを切に願っています。
生物資源学部 資源循環学科 2年 木子 絢葉
私は,環境ISO学生委員会の一員として,大学内の緑化活動を中心に行っています。緑化活動には,環境・情報科学館の屋上緑化,コンポスト活動落ち葉などの有機物を微生物や菌などの作用により発酵させ,堆肥に変える循環の仕組み。本学では学内の花壇および附属学校園,地元企業へ還元することで資源循環を促している。,学内の花壇整備があり,気持ちのよいキャンパス作りを目指して日々楽しく活動しています。
当委員会では,学生目線で「環境」について「考え」,「アクション」しており,私はこの点に大きな魅力を感じています。そして,自らが動くだけではなく,学生委員以外の方に環境について考え,行動してもらうにはどうすればよいか,日々模索しています。例えば,昨年,ライトダウンキャンペーンの一環として開催した七夕ECOOLフェスティバル@MIEU2019では,学生に節電の意義を魅力的に伝えるために,さまざまな企画を行いました。
私は,他人の心を動かし,行動してもらうことの難しさを日々痛感していますが,意識高く活動している他の委員会生に刺激を受け,成長できる環境にとても充実感を得ています。これからも,学生委員としてさまざまな活動に取り組んでいきたいと思います。