緑化活動

  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

環境・情報科学館屋上緑化

 環境・情報科学館の屋上は,平成24年度7月から一般開放されています。屋上緑化とは建物の冷房負荷の低減や温室ガスの吸収を目的としています。さらに本学では,一般開放によって訪れた人の視覚的な環境意識の向上を図っています。
 屋上の花壇はピクニックエリア,観賞用エリア,プランターエリアと区分けがされていますが,今年度はどのエリアも雑草の成長が速く,昨年度までのように見て楽しむことが難しくなってしまったため,多くの時間を雑草抜きに割くことになりました。元々の屋上一般開放の理由である「学生や教職員の憩いの場」として機能するためには,除草するだけでなく新しく植栽し,来た方々が植物に親しめる必要があると考えました。そこで手始めにプランターエリアに新しくパンジーやデイジーを植えることで,これからの屋上緑化活動の再出発としました。今後も計画的に除草と植栽を進めていきます。

  • 屋上植物整備(R1.10.1)

    屋上植物整備(R1.10.1)

  • 花の植栽(R1.11.21)

    花の植栽(R1.11.21)

落ち葉コンポスト

 本学構内には,イチョウ,クヌギ,サクラなどさまざまな樹々が植えられ,緑あふれるキャンパスとなっています。しかし,それらの樹々は季節ごとに私たちの目を楽しませてくれる反面,落ち葉が側溝に詰まって雨水を十分に排水できなくするという問題があります。そこで平成19年度から,この落ち葉を焼却処分せずに回収し,微生物の力を借りて堆肥にしたのち活用しようという取り組みが始まりました。
 この活動は教養教育校舎2号館裏で行っています。本学のキャンパス整備室や三重大学生活協同組合の方々に集めて頂いたキャンパス内の落ち葉を1ヵ所に集め,水をかけたり切り返しを行ったりしています。切り返しとは,1ヵ月に1度のペースで空気を含ませるためにスコップでかき混ぜることで,これによって微生物の働きが促進されて腐葉土が出来上がります。最後に,ふるいがけを行うことで腐葉土を均一化し,袋詰めを行います。今年度は12袋の堆肥ができました。

  • コンポスト切り返し(R1.7.9) 

    コンポスト切り返し(R1.7.9) 

  • 堆肥ふるいがけ(R1.10.15)

    堆肥ふるいがけ(R1.10.15)

緑のカーテン

 平成25年度から,環境・情報科学館の西側全面に緑のカーテンを実施しています。緑のカーテンには,建物の外に植物を育てることで建物の内側の温度上昇を抑える効果があります。令和元年度はヘチマを種から育てました。
 平成31年4月26日にヘチマの種植えを行い,6月17日にプランターへの植え替えを行いました。植え替え後も肥料について調べたり,水やりや脇芽の成長を促す摘心を行ったりと日々欠かさず世話を行いました。害虫にも悩まされましたが,市販の唐辛子を使った駆除スプレーを作り噴霧することで対応しました。
 夏には青々とした大きな葉をつけたヘチマは日陰を作り,黄色の小さな花を咲かせ,私たちの目を楽しませてくれました。その後ヘチマはいくつかの立派な実を実らせ,緑のカーテンは10月4日,10月7日に撤去を行いました。

  • ヘチマの手入れ(R1.8.20)

    ヘチマの手入れ(R1.8.20)

  • 緑のカーテン(R1.9.10)

    緑のカーテン(R1.9.10)

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