3環境ISO学生委員会の活動
地域連携活動
- 4 質の高い教育をみんなに
- 11 住み続けられるまちづくりを
- 14 海の豊かさを守ろう
- 17 パートナーシップで目標を達成しよう
町屋海岸清掃
本学に隣接する町屋海岸は,ごみの不法投棄が問題になっていました。この問題を解決するために,平成18年度より,地域住民によって結成されたNPO法人町屋百人衆の方々と共に,5,7,9,11,3月の年5回,清掃活動を行っています。令和元年度は5,7,9,11月の年4回行い,3月は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止しました。この活動は令和元年度11月で68回を迎えました。
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町屋海岸清掃(R1.7.21)
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町屋海岸清掃(R1.9.8)
平成20年度からは,産(民間企業)・学(三重大学,三重中学校・高等学校)・官(三重県,津市)・民(町屋百人衆を中心とした地域住民)が協働で町屋海岸の問題に取り組む「町屋海岸モデル」という認識共同体を構築し,「素足で走れる町屋海岸」を目指して活動しています。
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年度別参加人数とごみ回収量の推移
松名瀬干潟清掃
松阪市の松名瀬海岸は,伊勢湾最大級の干潟を有しています。豊かな生態系が築かれていることから環境省の「重要湿地500」に指定され,潮干狩りなどで賑わっています。しかし近年は漂流ごみなどにより水環境が悪化し,生態系が脅かされています。そこで当委員会は平成26年度から地元の小中高等学校や地域住民,企業,団体と共に干潟の清掃活動を行っています。この活動は三重県を代表する清掃活動として「TOYOTA SOCIAL FES!! トヨタ自動車株式会社を主体に地域のメディアやNPO法人と連携し「次世代の環境のために」をテーマに「より良い未来を作る」という想いのもと,地域の未来を作る活動を全国で行っている。」に選ばれており,またトヨタ自動車株式会社を主体に地域のメディアやNPO法人と連携し,「次世代の環境のために」をテーマに自然環境を保護・保全する地域社会貢献活動として全国各地で行われています。
令和元年10月26日に清掃活動を実施し,清掃後に地元の学校法人三重高等学校・三重中学校の科学技術部と共同で,干潟に生息する生物の観察会や干潟の地形の勉強会を実施しました。
これからも松名瀬干潟を重要な湿地帯として,その固有生態系を保全し,生物多様性が持続する松名瀬干潟にしていきたいと考えています。
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松名瀬干潟清掃(R1.10.26)
北立誠小学校への環境学習
津市立北立誠小学校の4年生の児童を対象に,環境に対する意識を高めることを目的に環境学習を行っています。令和元年度は2回実施しました。第1回は「3R」をテーマとし,すごろくゲームを通して身近なことからできる3R活動Reduce(廃棄物の発生抑制),Reuse(再使用),Recycle(再生利用)を指した活動のこと。
大量生産・消費・廃棄から,適正生産・消費・最小廃棄といったパラダイム転換が求められ,2001年には循環型社会形成推進基本法が施行され,2002年より,毎年10月を「3R推進月間」と定め,さまざまな普及啓発活動が行われている。について考え,実践していくきっかけを作りました。第2回は,「外来生物」をテーマとし,身近にいる外来生物について児童が考えるきっかけをつくることを目的として,外来生物についての講義とクイズを行い,児童と一緒に楽しく学びました。
環境学習を通して児童が環境について考え,興味を持つ機会を提供できるようにこれからも継続的に活動していきたいと考えています。
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環境学習(R2.1.24)
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環境学習(R2.1.24)