7環境コミュニケーション
ステークホルダーエンゲージメント(関与・取り込み)の状況
- 17 パートナーシップで目標を達成しよう
三重大学の環境に関するステークホルダー活動に伴い利害の影響を受ける関係者のことです。大学の場合,教育・研究活動に伴い利害の影響を受けるのは学生であり,学生の保護者,地域の企業,行政などが上げまれます。一般的な企業では,株主,経営者,従業員,顧客,取引先などになります。 (いわゆる利害関係者)への対応は,「三重大学環境マネジメントマニュアル」で特定をしています。
![ステークホルダー](https://emr.gecer.mie-u.ac.jp/2020/wp-content/uploads/2020/08/emr_7-3-1.jpg)
ステークホルダーの特定方針
本学の環境に関連した活動のステークホルダー(利害関係者)については,次の目的をもって決定します。
![「三重大学環境マネジメントマニュアル」4.2 利害関係者のニーズおよび期待の理解より](https://emr.gecer.mie-u.ac.jp/2020/wp-content/uploads/2020/08/emr_7-2-2.jpg)
ステークホルダーの特定方法
本学の環境に関連した活動のステークホルダー,エンゲージメントの種類の特定は次の手順により決定します。
![](https://emr.gecer.mie-u.ac.jp/2020/wp-content/uploads/2020/08/emr_7-2-3.jpg)
ステークホルダーの特定結果
本学の環境に関連した活動の令和元年度に対象とした利害関係者は次のような特定結果です。
![](https://emr.gecer.mie-u.ac.jp/2020/wp-content/uploads/2020/08/emr_7-2-4.jpg)
- 本学の環境マネジメントシステム ISO14001規格では,「組織のマネジメントシステムの一部で,環境方針を策定し,実施し,環境側面を管理するために用いられるもの」と定義されている。では,上浜キャンパスをマネジメントシステムの適用する範囲と定めているため,②附属施設については,利害関係者の位置づけにしています。
重要な環境課題への対応に関する取り組み状況
本学の環境に関連した活動のステークホルダーエンゲージメントについては,利害関係者のニーズおよび期待の決定することで明らかにしています。
![](https://emr.gecer.mie-u.ac.jp/2020/wp-content/uploads/2020/08/emr_7-2-5.jpg)
上の利害関係者のニーズと期待は,環境マネジメントシステムの「リスクおよび機会への取り組み(6.1)」と「環境目標(6.2.1)」の手順に従って対応をします。
また,三重大学の環境マネジメントシステムに関連する利害関係者のニーズおよび期待のうち,順守の義務が必要となるものは,国際環境教育研究センターが,環境マネジメントシステムの「順守義務(6.1.3)」,および,「順守評価(9.1.2)」の手順に従って対応をします。
令和元年度に関しては特に環境に関するニーズと期待に関して,上位組織(文部科学省)より,研究用に使用する機器に関してPCB含有製品の有無に関する再調査に依頼があり,再調査および処理の手続きを行いました。これらを含めて順守が果たされていました。