環境影響調査・登録の手順と特定結果

 本学の環境環境マネジメントシステム ISO14001規格では,「組織のマネジメントシステムの一部で,環境方針を策定し,実施し,環境側面を管理するために用いられるもの」と定義されている。では,毎年,翌年度の環境目標の設定に当たって,本学の「教育・研究・社会貢献・業務運営」活動の中で,著しく環境に影響を与える活動の改善を考慮するために,環境影響調査を全学部および利害が生じる関係機関と学生サークルを対象に実施しています。令和元年度は11月15日から令和2年1月10日の2ヵ月間,「令和元年度環境影響調査票」により実施をしました。

 環境影響調査の結果を受けて,本学が設定する環境影響登録基準により,環境影響評価を実施します。令和元年度は,環境に影響を与える項目(環境側面)151項目と,利害のある関係業種の53分野(計204項目)を評価した結果,特に環境に影響を与える活動(著しい環境側面)を特定して登録をします。

評価項目(環境影響)

評価対象とすべき環境影響要素は,次のように区分しています。

平成31年度 環境影響登録簿 の評価項目(R2.3.13)(抜粋)
平成31年度 環境影響登録簿の評価項目(R2.3.13)(抜粋)

 次年度の環境計画,環境目標の設定に活かすため「運用管理一覧(MU-R-8.1-1)」にまとめます。
 令和元年度の運用管理一覧は次の通りとなりました。

平成31年度 運用管理一覧(MU-R-8.1-1)

 令和2年度に向けて新たに追加した項目は,フロン排出抑制法が令和2年4月1日に改正施行となるため,簡易点検と定期点検の記録の保持に関する内容を追加しています。

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