3環境・SDGsコミュニケーション
四日市CNXPJ(カーボンニュートラルトランスフォーメーション プロジェクト)
- 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 11 住み続けられるまちづくりを
- 12 つくる責任つかう責任
<四日市CNXPJ 企業人材向けCN教育部門>丸山 直樹
日本政府は、2050年カーボンニュートラル(CN)を表明し、これに向けた社会変革が推進されています。日本では、温室効果ガス排出量のおよそ90%を占めるCO₂排出量の多くが、エネルギー転換、産業、運輸の各部門からあります。また、三重県北勢地域は、半導体・自動車・石油化学などの産業集積地でもあり、2050年のCNに向けた産業転換が求められています。これに対応すべく四日市CNXプロジェクト(プロジェクトリーダー:工学研究科 池浦 良淳 教授)は、対象地域を三重県四日市市として、企業だけでなく、三重県、四日市市、本学の連携による新産業の創出と地域イノベーションにより、世界のモデルとなる環境先進都市の基盤を創出することを目的としています。
本プロジェクトは、大きく3つの柱で構成されています。
- 企業人材向けCN教育
企業従事者への環境教育により、CNへの意識向上を促進する。 - CN研究の産学連携
三重大学のCN研究をシーズに企業と連携して、新産業や地域イノベーションを創出する。 - 企業間連携によるCN促進
企業連携により、省エネ・再エネ、高効率資源循環を確立する。
これら活動により、2050年に世界から選ばれるカーボンニュートラルな先進環境都市への転換を目指しています。