ユネスコスクール活動

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

<教育学部> 平山 大輔(教授)

ユネスコスクール支援

令和4年度熊野古道ツアー
 三重県のユネスコスクールである木本高校と本学の共催で、三重県のユネスコ世界文化遺産である熊野古道を歩くツアーを令和4年12月18日に実施しました。この活動は、三重大学生および留学生が三重県のユネスコ世界文化遺産である熊野古道の理解を深めるとともに、木本高校生が英語で熊野古道を案内することを通して国際交流を深める取り組みです。往路の途中で雪が降り一部で積雪も見られた中でしたが、松本峠を登って頂上付近で昼食を摂り、鬼ヶ城側に降りるルートを歩きました。その後、木本高校に移動し、吹奏楽部の演奏を聴いたりバルーンアート作りを行ったりして交流を深めました。最後に、日本最古の神社と言われる花の窟(いわや)を見学して帰路につきました。毎年実施しているイベントですが、今回も大変好評でした。

当日の様子(R4.12.18)

当日の様子(R4.12.18)

ESD活動の展開

ESD for 2030 TOKAIプロジェクトへの協力
 本学は、令和4年度、愛知教育大学が主催する「ESD for 2030 TOKAI」プロジェクト(文部科学省補助事業「SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業」)の協力機関となりました。これは、愛知県、岐阜県、三重県の小・中・高校の教員を対象に、SDGs達成のためのESDカリキュラムを指導できるミドルリーダー育成の研究会を一年間にわたって開催することを中心としたプロジェクトです。三重県からは小・中・高校合わせて5名の教員が研究会メンバーとなってESD授業研究と実践を行い、本学のユネスコスクール委員がその支援を行いました。12月17日には、本学を会場として県内の学校教員を対象とした研修を開催し、有意義なパネルディスカッションを実施することができました。

「ESD for 2030 TOKAI」プロジェクト・三重県研修会の様子(R4.12.17)

「ESD for 2030 TOKAI」プロジェクト・三重県研修会の様子(R4.12.17)

三重大学ユネスコスクール研修会
 12月17日に、令和4年度三重大学ユネスコスクール研修会を行いました。コロナ禍の中で中止していた研修会ですが、3年ぶりに開催することができ、三重県のユネスコスクールである三重中学校高等学校、三重県立桑名高等学校、および、三重大学ESD-SDGsクラブからのユネスコスクール活動報告のプレゼンテーションがありました。両校の生徒や大学生からの非常に意欲的で内容の充実した発表が印象的でした。これは上記の「ESD for 2030 TOKAI」プロジェクト研修会と合わせて二部構成で開催したもので、質疑応答の場面では、これから求められるESD活動について、大人だけでなく高校生も含めて意見交換する大変有意義なワークショップとすることができました。

ユネスコスクール研修会での高校生による発表の様子(R4.12.17)

ユネスコスクール研修会での高校生による発表の様子(R4.12.17)

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