サステナブル・スマートキャンパスの実現に向けて

  • 7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  • 12 つくる責任つかう責任

 地球温暖化対策推進法(温対法)に基づく政府の実行計画「2050年カーボンニュートラル」の実現のため、本学においてもソフト面およびハード面での脱炭素・カーボンニュートラルの推進に資する取り組みを立案し、実行に移さなければなりません。
 また、昨今の光熱水費高騰の影響を踏まえた、エネルギーの削減に資する取り組みについても、実施しなければなりません。
 そのため、本学においては次の項目の実施により、サステナブル・スマートキャンパス実現の一助としています。

  • エネルギー効率の向上を推進するため、施設設備やキャンパス内で使用されるエネルギー消費を詳細に分析し、効果的な省エネルギー対策を検討し実施します。具体的には、新築や改修する建物の設計においては、最新の高効率な技術を導入し、ZEB「ゼブ」化を目指すなどカーボンニュートラルに向けた持続可能な取り組みを行います。
  • 太陽光発電や風力発電など、地域の資源に合わせた再生可能エネルギーの導入を推進し、環境への負荷を軽減します。このことにより、地域社会との共生を図りながら、エネルギー供給の安定性を確保します。
  • カーボンニュートラルの実現やエネルギー削減に向けた取り組みをスピード感をもって推進する必要があるため、本学施設部の職員を中心に構成する「エネルギーマネジメントタスクフォース(略称EMTF)」を発足し、次の業務支援を行っています。
    <EMTF支援業務>
    ・各月の光熱水費の情報収集、とりまとめ
    ・エネルギー使用に関する評価・検証
    ・エネルギーの削減に資する取り組みの立案、計画作成
    ・太陽光発電PPA事業の推進
ZEBとは?

 Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。 建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーをへらし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。



出所:環境省「ZEB PORTAL」

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