情報の伝達・収集および共有の手段

 環境・SDGsマネジメントシステムを円滑な運用をするために、インターネット・キャンパスLAN上のネットワークサービスを、内部および外部コミュニケーションの手段として利用しています。構成員へのさまざまな環境関連情報の提供や各部署からの活動記録などの情報集約・共有に、三重大学国際環境教育研究センターWebサイトや三重大学Moodleシステム(eラーニング用コンテンツ管理システム)、専用サーバー、メーリングリストを活用しています。

Webサイト(三重大学)

 本学のWebサイト(https://www.mie-u.ac.jp/)は、三重大学の基本理念および目標、三重大学ビジョン2030、学長挨拶などをまとめた「三重大学について」のWebサイトや、「大学の取り組み」、「学部・大学院等」、「入試情報」など多くの情報発信と情報共有のプラットフォーム機能を持っています。
 本学Webサイトのユーザは、本学への入学希望者およびその保護者、高等学校等教育機関、国内外の教育・研究者、産官学連携関係者、並びに学内教職員等と多岐に渡ります。
 令和4年度には、入学希望者の増加を第1の目的として、高校生に分かりやすいWebサイトづくりを柱に据えるとともに、地域共創大学として多様なステークホルダーに向けた情報発信を強化し、積極的な広報活動を展開していくことを目的としたWebサイトの改修を行いました。

三重大学Webサイト

Webサイト(三重大学国際環境教育研究センター)

 本学における環境活動のポータルサイトとして、三重大学国際環境教育研究センターのWebサイト(https://www.gecer.mie-u.ac.jp/)を公開し、環境とSDGsへの取り組みや環境ISOに関する活動など本学の「環境」と「SDGs」をキーワードとする各種情報を広く学内外に提供しています。このWebサイトでは、本学の環境・SDGs方針を始め、最新版の「環境・SDGsマネジメントマニュアル」や環境・SDGsマネジメントシステム体制(学内向け)、学内で環境啓発するためのポスターなどさまざまな情報にアクセスできます。

国際環境教育研究センターのWebサイト

国際環境教育研究センターのWebサイト

 また、SDGs-ESD、環境教育、環境研究・環境ISO推進と、さらにユネスコスクールといった各部門の情報やMIEUポイント、リカレント教育のサイレッツ(SciLets:科学的地域環境人材)育成事業の活動を常に紹介しています。

Moodleによる運用サイト

 本学では、三重大学環境マネジメントシステムにのっとり各部局において環境への取り組みのPDCAサイクルを実施しており、取り組みの計画や記録などの書類管理は重要な作業となります。これらの作業を容易にするとともに、書類を一元管理し随時閲覧ができるように、Moodleシステムで構築された「環境マネジメントマニュアル運用サイト」を設けています。本サイトへのログインアカウントは、全ての構成員が取得可能で、学外からも安全にアクセスし、マネジメントマニュアル関連書類の参照や書式のダウンロード、活動記録など作成書類のアップロードが可能です。インターネット端末があればいつでも必要な情報の参照・共有や記録書類などの提出が可能であり、環境活動に対して抵抗なく取り組むことができるほか、書類のペーパーレス化にも貢献しています。

環境マネジメントマニュアル運用サイト

環境マネジメントマニュアル運用サイト

 そのほか、国際環境教育研究センターや環境ISO学生委員会のさまざまな活動・プロジェクト、三重大ブランドの環境教育においてもMoodleを活用しており、国際環境教育研究センター員や環境ISO学生委員の情報交換・共有のための「国際環境教育研究センターワークサイト」、三重大学環境マネジメントシステムにおける内部監査書類管理のための「環境ISO監査のページ」、「現代社会理解実践(環境教育実践MIEUポイント)」のためのサイトなどを設けています。

電子メールとメーリングリスト

 本学では、環境活動に関連した情報の周知には主として電子メールとメーリングリストを使用しています。各種情報はメーリングリストに登録された全ての部局の環境責任者・副環境責任者、ユニット環境担当者、エネルギー管理者にプッシュ配信され、情報の迅速な周知とともにペーパーレス化にも貢献しています。また、使用電力が増大する夏期には、変電施設の監視装置から警報メールをメーリングリストに自動送信することにより、各部局のユニット環境担当者が適切に節電行動を行えるようにしています。

環境・SDGs報告書

 ペーパーレス化のため、従来は印刷物として刊行していた環境・SDGs報告書をWeb上で公開しています。環境報告書2019からは、PC 端末やタブレット端末、スマートフォンなど各種端末機器によって異なるディスプレイの大きさに対応したレスポンシブWebデザインで構成し、誰でも多様な端末で、手軽に目的の記事を閲覧できるようになりました。
 なお、過去の環境報告書についてもWeb版(2018年以前の環境報告書はPDF版)を公開しています(https://www.mie-u.ac.jp/profile/environment/)。

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